四百十二話 朝のシャワー

『デモンズファンタジア』

それは勇者軍と魔王軍の戦い…。

魔王軍の熾烈な戦いに手を焼いた王国は。

異世界より勇者たちを召喚した…。

それでも魔王軍をなかなか倒せず…。

魔王軍の四天王…。そして…。

魔王は強烈に強かったのである…。

そのとき光の勇者が召喚され…。

四天王を封印し魔王を斃したのである。

こうして王国には平和が訪れた…。

かに思えたが…。

魔王軍の残党と魔王の子が…。

また王国に脅威をもたらしたのである。

王は光の勇者を探し召喚するように…。

宮中魔術師たちに命令した…。

果たして勇者プレイヤーは召喚に応じ…。

四天王と魔王の子を斃せるのだろうか?

しかし、此度召喚された勇者は…。

かなり変わった勇者だったのである…。

『デモンズファンタジア』という…。

VRゲームのテストプレイヤーをやることに。

なった私…。

バイト先で眠子さんという女の子と…。

お知り合いになって…。

その子に頼まれたのだ…。

眠子さんはそのゲームの原作者であり…。

ゲームのシナリオも書いているという…。

すごい人なのであった…。

秋葉原の街はそのVRゲームの広告で…。

いっぱいになっているぐらいの…。

人気作なのであった…。

私はあまりゲームはやらないけれど…。

昔はスマホぽちぽちゲームを…。

やったぐらいだった…。

でもそのVRゲームは…。

ファンタジーを題材にしたゲームで…。

女の子モンスターがいっぱい出るという…。

私は女の子だけど女の子大好きなので…。

俄然、やる気が出て来たのであった…。

眠子さんの家に泊まった私…。

翌朝、運営の人から…。

色々説明されて…。

ちょっとだけVRゲームをやってみた。

すっごいリアルで驚いたのだった…。

VRゲームをやって…。

ちょっと眠子さんと休んで…。

それから家に帰ったのである…。

家に帰ったら友達の藍さんに…。

一緒にVRゲームのテストプレイヤーを。

やろうとお風呂で説明した…。

説明しようとしたのだけれど…。

藍さんは私の身体を…。

いっぱいお触りして…。

いっぱい身体も洗ってくれた…。

うぅ、これじゃ説明できないよ。

困ったのだけれど…。

あとは普通に髪の毛を洗って…。

2人はお風呂を後にするのであった。

「明日は起きたらすぐに出かけるよ」

お風呂から出て、パジャマに着替えた…。

私は藍さんにそう説明する…。

眠子さんの家に行って…。

VRゲームのテストプレイヤーの…。

バイトをする手筈なのだ…。

藍さんはなぜかぐったりして…。

うん、わかったと言って…。

すぐにベッドで寝てしまった…。

ベッドで寝るのは…。

この家の家主である…。

女悪魔のグレモリーと…。

そして、今寝た藍さん…。

もう1人住んでいる花子さん…。

3人がベッドで寝るので…。

私はソファーで寝ることが多い。

もう慣れたので…。

私はソファーで横になった…。

疲れているのか、すぐに睡魔が…。

おやすみなさい、みんな…。

私はそのまま寝てしまうのであった。

翌朝、結構早く起きてしまった私…。

最近、まだ夏じゃないのに…。

結構暑い…。寝汗をかいてしまった。

気持ち悪いのでシャワーを浴びよう…。

昨日もお風呂入ったけれど…。

軽くシャワーを浴びるぐらいいいだろう。

私は浴室に向かった…。

服を脱いで浴室の扉を開けると…。

なんとそこにはグレモリーが…。

全裸でシャワーを浴びていた…。

シャワーを浴びているのだから…。

全裸なのは当たり前なのだけれど…。

「おはようございます!ご主人様!」

グレモリーが挨拶をしてくる…。

全然、恥ずかしくないみたいだった…。

グレモリーは褐色の肌をしていて…。

胸はバスト90センチ以上を誇り…。

ウェストは細くて、お尻は大きかった。

振り返った拍子に…。

大きすぎる胸がぶるんと揺れる…。

腰を捻って、こちらを向いているので。

胸とお尻が私の方に向いて…。

目のやりどころに困る体勢だった…。

私は全然成長していない…。

胸もお尻も小さい身体なので…。

グレモリーの豊満な身体には…。

なんか嫉妬してしまうのであった…。

ちなみに花子さんも…。

グレモリーほど大きくはないが…。

胸もお尻もむっちり大きいのである。

藍さんはバストがCカップ以上で…。

ウェストは細くて…。

スタイルがすごくいい…。

みんなして、私よりずっと…。

女性らしい身体なのである…。

「ご主人様も一緒にシャワー浴びましょう」

そんな私の気持ちを露知らず…。

グレモリーは陽気に誘ってきた…。

私は断ろうと思ったけれど…。

グレモリーはシャワーを…。

私に向けてかけてきた…。

もう!いきなりかけないで!

こう見えて、グレモリーは…。

私が魔界にいた頃に…。

配下にした女悪魔なのである…。

もう、私のしもべのくせに…。

グレモリーは私にシャワーのお湯を。

いっぱいかけて…。

そして、ボディーソープの泡を…。

いっぱいとって私の身体を…。

余すことなく洗ってくれた…。

グレモリーの身体も泡まみれに。

その身体で抱き着いてきて…。

むにゅむにゅと胸を押し付けてくる。

私は抵抗したのだけれど…。

グレモリーの力は強くて…。

逃げられなかった…。

結構、苦しいのだけれど…。

私は困ってしまった…。

グレモリーの身体全体で…。

私の身体を洗ってくれるようだ。

必死に耐えなければならなかった。

これじゃ昨日藍さんと…。

お風呂に入った時と一緒だよ〜。

私は平常心を心掛けて…。

シャワー浴びて、朝食を摂ったら。

出かけるからねと…。

グレモリーに伝えるのであった…。

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そのさき@小説
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