B型肝炎訴訟 暗い話をなるべく明るく
こんにちは。訪問ありがとうございます。
noteはデスマス調で書かないといけないという情報を見たような気がしてずっとデスマス調で書いていたけれど、なんか私らしくない。もういいや。自分の文体で書こう。
2024年2月に家を出てから子ども2人を連れて海外放浪。8月10日に無事に地元に戻ってきたけれど、やはりまだ疲れが残っていてお決まりの蕁麻疹。気を抜くといつの間にか寝てしまう。寝れるだけ寝てしまおう。
健康そうに見える私の真実
「どこから見ても超健康そう」
私は日本でも海外でも言われるが実はそうでもない。B型肝炎という病を生まれた時から抱えているので、ちょっと無理をすると身体がすぐに悲鳴をあげる。ひどくなると蕁麻疹が全身にひろがり、もっとひどくなると急性肝炎を発症するので疲れたらとにかく何もしない。すぐに休む。
こうしてコントロールしないといけないので、若い頃から徹夜とか飲み明かすとかしたことないし受験勉強も夜は9時まで。これでよく大学受かったなと自分をほめたい。子どもの夜泣きでも体調壊すので子どもを研究して夜泣きしないようにした。
差別と偏見
今の若い人はあまり知らない病気だけど、肝炎は私が若い頃から偏見と差別がものすごく強い。それはエイズと同じ感染経路だから。性病だと思われるから。
でも、これも薬害エイズと同じで政府が危険性を認識しながら予防接種の注射器を使いまわして被害が拡大してる。被害者は差別が怖くてなかなか公表できない。
この病気に関わるのは誰も聞きたくないような暗い話しかない。でも、暗い話なんて読んでも楽しくないからちょっとでも「なるほど」があるような記事を書いていきたいと思う。
3600万円の宝くじの話
私の母は昭和20年代生まれで、幼少期の集団予防接種の時の注射器使いまわしによりB型肝炎に感染。当時、しきりに注射器の使いまわしが危ないと警鐘されていたのに政府はそれを無視して使いまわしを容認。
私が生まれた1980年代は、母子感染させない方法が確立。しかし、出産時のJ病院のミスで母の子宮は破裂し母子ともに命の危機に晒された上、B型肝炎に感染。生きていただけラッキーなんだけど。
B型肝炎は、発症しなければあまり問題がないし見た目も普通。でも睡眠不足やストレスにさらされると突然発症し肝硬変や肝がんになる可能性もある。そのため、いつも疲れないよう気をつけて生きているが怠けているように見えてしまう。
B型肝炎は先人のものすごい努力のおかげで、裁判を起こして認められれば和解金が政府から支払われることになっている。
私は現在はキャリア(ウィルスは持っているが発症していない)状態で、今の状態でもらえる和解金は、50万円。
少なっ。たったそれだけかい。
今までの医療費と人生の制約を考えると、500万円の車を100円で売ってくれと言われているほど割に合わない。
でも、和解しておけば後に肝臓がんになると3600万円の賠償金がもらえる。今肝硬変や肝がんになっていなくても将来的に肝がんになったら3600万円が支給される。私が肝がんで亡くなると夫や子ども達に支給される。
そして、年4回まで検査が無料になる。今までは何ともなかったしお金がかかるからあまり受けていなかった検査が気軽に受けれるようになる。何ともなくても急にガンになることもあるらしいから検査は大事。
3600万でも、全く割に合わない。1億円と肝炎つきの人生か、貧乏で肝炎なしの人生が選べるなら絶対肝炎なしの人生を選ぶ。絶対。
なぜ暗い話をあえてnoteに書くのか
B型肝炎は、根強い差別がいまだにある。私が20年前に入院したO病院や数年前に子ども達を出産した指定肝臓専門医がいるK病院でも、ここは昭和か?と思うような無知な医療関係者からばい菌扱いされた。そのため、医療行為を受ける時以外は誰にも話さなかった。
ところが、昨年の検診センターでの検診で肝臓に2つ腫瘤があるという結果をもらい、ある事実に気づいた。5年前にも私はガンセンターでの検診で臓器に異常が認められる。どちらの再検査も肝臓専門医がいる、子ども達を出産したK病院で受けて異常なしと言われている。
別の2箇所の病院で異常と言われているのに、本当に異常はないのだろうか?しかもK病院からは「心臓に異常がある」と言われ別の病院で精密検査まで受けるも異常なし。
そして、別の肝臓専門医に診てもらい肝臓の異常を発見。肝生検もできないほど悪化していた私の肝臓の異常を5年以上見逃した肝臓専門医のいるK病院。
K病院はヤブなのか、提訴させたくないのか。K病院はしきりに提訴を嫌がり書類をお願いしても書いてくれない。きっと、何か裏がある。
だから声をあげる。声をあげないと相手の思うツボ。私のように病気を見逃されたり提訴を阻止されたりする人をなくすため、何とか病気の話題でも暗くならないよう頑張ってみよう。
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