ちょっとタメになる海外生活ネタ ライスに要注意 トロント
おはようございます。訪問ありがとうございます。
日本に戻ってきて、やっぱり美味しいなと思うのはお米です。米の炊き具合が全然海外とは違います。長細いお米はとっても安いのですが、Sushi rice と呼ばれる日本のお米は海外では高級品です。スシライスの無洗米も登場しています。
今日はライスについて書こうと思います。
RがLになると大違い
海外にいると、「日本の主食は何?」と聞かれることがよくあります。主食は国によってバラバラで、お米であっても塩や油を入れる国もあります。
日本人なら即答で「お米」となりますが、Rの発音が苦手な人は要注意です。Rを日本人的発音でする LICE はシラミという意味になります。1文字の違いが全く異なるものになります。
LICEは昔のものではない
シラミと聞いて、戦時中のことをイメージする人も多いかもしれません。私もそうでした。しかし、現代もシラミは流行しています。
私達は、以前カナダに行った時にシラミをもらってきてしまったことがあります。当時、トロントの子ども達の中でシラミが流行しているという話は聞いていました。
しかし、基本的に子ども達が集団生活の中でうつし合っていくものだと思い、学校に行っていないうちの子達は無関係だと思っていたのです。
ところが、帰国後から子ども達が何となく頭を掻いているような気がします。いや、しばらく日本のシャンプー使ってなかったから合わないのか?と考えていました。
ある日、昼寝をしていた子どもの頭を撫でていたら突然何かが飛び出してきました。ん?これは何だ?
セロテープで確保してよく見ると・・・シラミ。一瞬パニックになり、残る子ども達の頭をチェック。最終的に家族全員にうつっていました。
LICEがうつってしまったら
除去できる櫛をネットで頼んでも届くまでに時間がかかるけれど何もしないではいられない。とりあえず薄めた酢で子ども達の頭を洗います。そして、スミスリンシャンプーに簡易的な櫛がついているのでそれで髪をとかします。2日やったらだいぶいなくなってきました。それから届いた専用の櫛で1週間ほど梳かしたら完全退治に至りました。
スミスリンシャンプー自体は子どもにはあまり良くないので使いませんでした。
日本でも流行っている
その後、北海道の当時や今の在籍校でもシラミが児童クラブや保育園経由で流行していた年が何度かありましたが我が家はうつらずに済みました。今のところ、その1度きりです。それでも、やはり専用櫛があると安心なので家に常備しています。
なぜあの時うつったのか考えてみました。
我が家は郷にいれば郷に従えなので、カナダにいる時は毎日シャワーを浴びませんでした。カナダの人は1日おきシャワーの人が多く毎回髪を洗わない人も多い気がします。毎日普通に洗髪すると確率は下がるようです。洗髪が少なかったことがシラミを増やしてしまった原因だと思いました。
ヘアドネーションのために髪を伸ばし始めた時期だったので大変だったことを思い出します。たまに酢でリンスすると予防になるのかもしれません。