ちょっとタメになる海外生活ネタ 蒙古斑はフランス人にもある? フランス
こんばんは。訪問ありがとうございます。
自分ではよく見えないので気にしていなかったけれど、私は背中に蒙古斑が残ったままのようです。押してももちろん痛くないし、生活に何の支障もありません。
ただ、人生で一度だけこの蒙古斑が大注目を浴びてしまったことがあります。フランスに留学したばかりでまだフランス語は聞き取りしかできなかった頃のこと。体調不良で大学の医務室のようなところに行きました。
そこで女医さんに背中に聴診器を当てられたところ
「これは何?」
と背中を押して聞いてくるのです。自分自身、この蒙古斑の存在すら忘れており何を聞かれているのか全くわかりません。
女医さんは専門書を開いて何かブツブツ言っています。虫眼鏡で私の背中をじっくり診始めました。
「これはカビかもしれない!」
そんな感じのことを言いながら、2名の医師を連れて来ました。その2名も虫眼鏡で私の背中を診察しながら蒙古斑を押して、痛くないか確認しています。
3人で相談して、私に「この蒙古斑がいつからあるのか?」など、多くの質問をしてきました。
私は、とにかくこれは命に関わるものでもないし、アザみたいなものだと必死に説明し何とかわかってもらったようでした。
その後、フランス人の友達に聞いたところフランス人にも蒙古斑のようなものはあり、でも赤くて「ワインのシミ」と呼ばれていると説明されました。
アメリカでは蒙古斑が珍しいので、虐待に間違われないよう注意が必要だと聞いたことがありました。アメリカにいた頃は長女にも蒙古斑があったので心配しましたが、全く聞かれることもありませんでした。
結局、蒙古斑が話題になったのはこのフランスの一件だけでした。それにしても、カビと間違えるなんてフランスの医療は大丈夫なのか?