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猫に好かれる夫婦と猫に嫌われる娘ー1匹目

私の家族は
パパ

私の3人だ

そして、いつも一緒にいるのが、、、

これから、3匹の猫の話をする

ー1匹目ー
パパが車の下から救出した
小さな黒猫の女の子ーくろちゃん
とっても綺麗で甘えん坊だった
私が後から入った形なので、
順位的には、パパの下だった
パパがいないと甘えてくる可愛いい猫だ

その後、結婚して娘が生まれた
周囲からは、赤ちゃんに猫はいたずらをしないかと心配されたが、全くなにもなかった
というか、娘がいないときと同じ生活を、
くろちゃんは送っていた

娘が8歳になる頃、私たちが引っ越しをすることになった
パパが、くろちゃんに何気なく
新しい家になるんだよと話した数日後、
パパが帰宅して開けたドアの隙間から、抜け出して、いなくなってしまう

これまでも、脱走することはあったが
家の周りを散歩するかのように、半時間くらいで帰ってくるか、見つけて連れて帰っていた

なのに、このときは一晩中探しても
毎日探しても
引っ越しをする日までも
そして、引っ越しをしてからも
見つからなかった

悲しかったなあ
でも、もしかしたら
引っ越しが嫌だったのかもとも思うようになった

それから何年かして
娘がふと、こんなことを言った

あんな
私、くろちゃん怖かったんよ
赤ちゃんのときに、引っ掻かれたの
まだ言葉が話せないとき
私とくろちゃんだけ部屋にいたの
パパや母のように
くろちゃんをよしよしと撫でたくて
近づいて撫でようとしたら、
シャーーーって!

一生懸命、パパと母に
くろちゃんに手のひらを引っ掻かれたと
言って、ジェスチャーするのに、全くわかってくれへんし。逆になんか私のこと見て笑ってるし!
もう、くろちゃんは怖い、猫は嫌いってなったわ

いやぁ、全然知らなかった
だから、全然、くろちゃんを抱っこしなかったのか!
そういえば、くろちゃんが歩いて来たら、娘の方が、避けて歩いてた様な記憶がある
そっか、、
猫嫌いになったのか
くろちゃんが怖いだけで他の猫はいけるのか
でも、もう新築の家には猫は飼えないから
わからないよねー
と、呑気に3人で話してた

このときは
まだ娘は知らなかった
自分は猫にとって天敵のような存在だということを、、、
それは、ひょんなことから
うちに2匹目、3匹目の猫がやってきたことから
判明することになる

それはまた別のお話で。

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