娘へのあこがれ
あまりに素敵で憧れていた
と思う。
この人の良さに将来どんな人になるのかとても楽しみだった。
自慢に思っていた。
こどもを自分の持ち物みたいには絶対にしないと思っていたけど、
うちにこんな子いるんです。
とっても素敵なんです。
とそれなりに比較、自慢していたのだと思う。
好きな分野に造詣が深く、
自分も他人も個人として尊重することを大事にして、
料理や裁縫もどんどんする人だった。
休むのも上手だったから見守っていたけど
もっとこども扱いしたらよかったのだと思う。
それも、聞くことができないのが寂しい。
あんたの期待に応えてる場合じゃないから
って文句言ってくれたらいいのに。
きっとそれができなくって、苦しかったよね。
苦しくっても、一緒にいるよ、が届かなかった
私たちに頼るのを諦めさせた
って、思ったけど、そんなことを言ったら、きっと困った顔をするよね。
昨日NHKでやってた、山で写真を撮る石川直樹さんの特集を見ていたら、
同じような気持ちの大人になったのではないかな
と想像したの。
思春期のこどもたちがもし、これを読んでくれる事があったら、
腹が立ったり、
うまくいかなかったり、
人と比べて、比べられて、
自分はダメだって思うかもしれない。
おかしくないよ。
気持ちや考え方を知るのも大事だけど、
こんな気持ちを持つのがダメだって思わなくっていいんだよ。
今、脳もちょっとした事や周りの一言を敏感に察知して、
自分を守ろうと腹が立ったりする時期なんだよ。
親や先生も正しそうな事を言うかもしれないけど、
一番大事なのは、今を生きているあなたがいる事だよ。
今ネットで逃げる場所もあるし、
居場所を作っている大人もいるよ。
誰かが受け入れてくれないと次に助けをだすのにちゅうちょすると思う。
じっと時が過ぎるのを待つのも悪くないし、
相談してみるのも悪くないよ。
聞いてくれる人がいたら、
話してみるといいよ。
悩み事を話さなくたって、いいんだよ。
その時話してもいいかなって思う事を話したらいんだよ。
ノートに書くのもいいね。
解決しないかもしれないけど、同じことをずっと考えていると自分だけがおかしいって思ったりしちゃうことがあるから。
チーム組んでて楽しそうなあの子も、実は、このグループから外れる事におびえているかもしれないし、
ひとりで寂しそうって思う子も、
一人が好きなんだって思う子も、
本当にそうかはわからないし、
そう思われる事で自分を守っているのかもしれないね。
絵本を書いてる五味太郎さんや
絵がかわいいヨシタケシンスケさんや
みんなそれぞれ生きにくさも持ちながら、こどもたちに何ができるんだろうって思っているよ。
大人の中には、そういう人たちもたくさんいるよ。
優しい言葉をかけて、呼び出したり写真を送る様に言う人からは逃げようね。
映画や小説、美術作品を見に行くのもおすすめだよ。
銭湯なんかもいいね。
植物を育てるのもいいかも。
うちのこどもは水槽をよく眺めていたな。
私は、思春期の時、こんな本に救われたな。
岡崎京子(漫画)や松本大洋(漫画)
中島らも(小説やおかしなお悩み相談)
お引越し(小説・映画)
星新一(SF小説 短編集もあるよ)
私がいいなと思うホームページのリンクを貼っておくね。
かくれてしまえばいいのです
子ども情報ステーションウェブサイト - 子ども情報ステーションby ぷるすあるは
もし、お父さんやお母さんに少しはこれでも読んで勉強してよって言えるならこんなリンクや本を書いている人もいるから、突きつけてもいいんだよ。
思春期の脳では何が起きている?知っておきたい子どもの変化 | HELiCO(ヘリコ) - あしたがちょっと健康に
Xユーザーの子どもの精神科看護師@こど看さん: 「私の経験上ほぼ間違いなく言えるのは、「子どもの忘れ物を責めても、子どもの忘れ物は減らない」という事です。」 / X