【ヒューマンデザイン】この世界はマインドの世界

この世界は【マインド｜思考】に支配されている
何をするにも、あらゆる情報があらゆる角度から飛び込んで来ます。

■ヒューマンデザインで言うマインド

ヒューマンデザインでは、【マインド｜思考】は、ヘッドセンターとアジュナセンターを総称して言い（正確にはちょっと違って、多くはアジュナセンターの機能）、重要な決断は頭ではしないと何度も何度もお伝えします。

本来のマインドは、本当に素晴らしい機能を兼ね備えています。物事を考え、的確に捉え、概念にする役割。「あぁいう事が起きそう」「こんな可能性がある」「この方向性も考えておこう」そんな風に、私達を考える事へ導き、決断を助けたり、他者や社会のためにフル稼働します。

またインスピレーションについては、外から来ると思われがちですが、インスピレーションは考える着火剤で、大抵のインスピレーションは、自分の過去の経験という枠の中で繰り広げられるんです。※外からも来る。

だから、自分のこれまでの経験と言う枠からはみ出してみない事には、本当の気づき、新しいインスピレーションは生まれにくいのです。

■現代人の一番の問題

それは「マインド｜思考」つまり、頭で重要な決断をしようとすることです。この世界はマインドの世界。平安時代の人の一生分の思考を、現代人は1日で使うとも言われている時代に、ヒューマンデザインは、

「いかにマインドで決断しないで生きるか」

が本当に重要になります。

正しい決断は身体が知っています。例えば、太陽神経叢と言う感情、仙骨と言う生命エネルギー、脾臓と言う直観、ハートと言うエゴや自尊心、Gと言うアイデンティティ…。本来、一部の人を覗いて大抵の人は、「身体」で物事を決めるのが自然なことなのです。

マインドの世界では、目で見たモノ、聞いたモノを一旦自分に落とし込むのに、必ずヘッドセンターやアジュナセンターを介します。「ピンと来た」と言いながら、こめかみを触る人がいますが、それを見ると私はどうしても、

「それはマインドだよ」と、心の中で呟いてしまいます。

ヒューマンデザインで言う、自分にとって正しい決断は必ず身体が教えてくれます。それはご作法のようなもの。ブルースリーの「Don’ｔ think , feel！」（考えるな感じろ）は、本当にヒューマンデザインのスタンスを見事に言い表している素晴らしい言葉です。

何かを決断する時が来た時に、こんなマインドトークをしていませんか？

■お金がかかるなー。そんなお金ないしなー。
■子供がいるからなー。
■主人は何と言うだろう･･･。
■時間がないから。
■家のことをやらなきゃいけないから･･･。
■ずっと働いていないからな･･･。
■昔、人に怒られたから･･･。

自分の中に事例のないことを何かやろうとする時、 【マインド｜思考】は、あなたを未知のモノから守るために、必ず安心安全の選択をするような情報を選び提供します。

■マインドの世界でのマインドの使い方

【マインド｜思考】は、自分の知る、様々な情報や過去の記憶を引っ張りだして、あらゆる可能性を加味した情報を与えてくれる、優秀な情報提供者です。

このマインドの世界で、決定権を【マインド｜思考】に与えないこと。

それこそが、正しい道に自分を導いてくれるとヒューマンデザインは教えてくれます。日々、繰り返し実践と内観を繰り返し、失敗しながらも正しい決断が出来るようになっていく時間を、あなた自身が楽しめるかどうかにかかっています。

自分にとって正しい選択をしたくないヒトなんて、いないと思うんです。

終わり