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[本]妬まない生き方
読書苦手が読んだ本 #4
妬まない生き方
アルボムッレ・スマナサーラ
以前ご紹介した「怒らないこと」に続き、著者は同じスリランカ人僧侶、アルボムッレ・スマナサーラさんです。「怒らないこと」はこちら↓↓
さて、
私はなぜ、この本を手にしたのか。
それは私の中に、自分でも嫌になるほどの「嫉妬の念」が芽生えてしまったからです。
読んだ理由
◆自分に芽生えた嫉妬に気付いたから
◆その対象に無関心になりたかったから
◆尊敬する人がオススメしていたから
◆スリランカに縁を感じるから
ある日、わたしの中に、1人のヒトに対して芽生えてしまった「嫉妬の念」。それが何だかとても嫌でした。今すぐにでも、私はこの嫉妬の対象に「無関心」になりたいと思いました。「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」だから、私もそうなりたいと思ったんです。この人に嫉妬している自分がイヤ。
「嫉妬」している間は、結局それに執着しているという事で、私の中に、その人の未消化物が残っていること自体が、もの凄くイヤ。そんな時に、私の尊敬する人が、この本を紹介していたので読んでみました。(私は尊敬する人のオススメ本を読むのが好きみたいです。)
こんな内容
嫉妬は怒りよりも恐ろしく
嫉妬は怒りの変身した姿
怒りは、人の明るさや活発さ、能力を破壊し、やがては肉体の健康状態まで悪くする。とあります。
妬むという事は、独りでいても起きません。妬まないで生きるにはどうしたらいいか?
「その答えは簡単だ」とこの本には書いてあります。例え小さな怒りや妬みでも、やがて自分の身体までも蝕む。
怖い、そしてそんなのバカバカしい。
妬んでいる自分自身に気付くことで、嫉妬は少しずつ成仏していくらしいです。できれば妬まないで、健康的に生きたいものです。ふぅー。
終わりに一言
人は怒らないで、妬まないでなんて生きられるのでしょうか? 悟りの境地ですね。怒らず妬まず生きられたら、それは平穏そのもの。ただ「感情」は、人間にだけに与えられた、とても尊いものです。他の生き物にはない、唯一人間だけのものです。
私の大好きなヨガインストラクターさんは、「どんな感情も素晴らしい」と言います。それを聞いた日、私はとても深く幸せを感じました。
私はどちらの考えも救いだと思うんですよね。その時その時、どちらが刺さるかは分かりませんが、いずれかが刺さると言うことは、少なくとも救われる回数が倍にはなってくれるんです。
ふと、怒りや妬みが出てきた時に、「感情は人間だけに与えられた物」と受け入れ、そうでない時に、「怒りや妬みは何も生まない」と、心で呟いていたら良いのかもしれません。
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