ものことが一番上達するこつ

シャカリキに物事にとりかかり、時間をかけて、量をこなしていくことが一番の上達法だと長い間思っていた。

生来の生真面目さが
そのようにさせていたように思う。

勉強にせよ、スポーツにせよ、仕事にせよ、
そのように取り組んでいた。

人より長い時間をかけて、上達したいものことの事を常に考え、実行する。これをひたすら繰り返す。遊びもせずに、がむしゃらに。ただただスパルタ方式で。

そのように向き合っていても
もちろん上達はしていくのだけど、
ある程度のところで頭打ちになってしまい、それ以上は全く伸びない事に気がついた。

誰よりもやっている自負があったので、
とても悔しかったが、
そこまでが自分の限界値なんだと思うようにして諦めていた。そして、自分の枠をそこで設定していた。

そんなある時、

シャカリキにやって、力むことが正解だと思っていた時期から転機が起きる。

あるヨガの先生の言葉で、
気持ちがいいより、心地がいいを選択すること。
結果に執着せずに、今そのものを楽しむこと。
という言葉。

目から鱗が落ちた。

目的主義だった自分に視座の変換が起きた瞬間だった。

最初はそれまでの生き方の癖が強かった為、そのことについて理解することが難しかったが、日に日にその意味がわかってくるようになった。

力を抜いて、心地のいいポイントを探して
その状態で無理なくやっていくということ。

心地がいいと、きついの狭間で辞めるということ。自分を使わない、喜ばせること。そのことが意識していく中で徐々にわかるようになってきた。

きついまでやると、達成感はあるのだが、
義務になり、続けることが苦しくなってくる。無理くり精神力でそれを維持していくことは、可能だが、そこに遊びがないために、縮こまって成長しなくなる。成長した気にはなるのだが。

心地いいを選択すると、達成感は必要ない。
心地いいので、勝手に続けたくなるし、楽しい。
その向き合ってる物事自体をすることが、楽しいのだ。もちろん緩みがある分、やってもいいし、やめてもいいという中立に立つことができ、気楽だ。

結果を期待するわけではなく、勝手に成長している。遊びが、楽しいがそこにあるので、全く苦しみもなく。


そのように自分の視座が真逆に変化したことによって、


物事の成長速度が格段とあがり、
枠を決めていた自分の限界を勝手に突破していたのだ。
大人になると限界がわかると言われているが、そんなことは全くない。


ただ心地よくすることが楽しいのでやっていただけなのだが、勝手に結果がついてきた。普段が喜びなので、結果がついてきてもちろん嬉しいのだが、執着はない。

力を抜いて、きついことをせず、心地いいポイントを探して、やっていく。

自分自身を自分で優しくマッサージするように。

そのことが、一番物事が上達する。

ではでは〜

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