TITANIC-"I trust you"
あの有名なシーン。
ケイト・ウィンスレットがタイタニック号の先頭で両腕をひろげ
レオナルドディカプリオが支える
あのシーン。
そのシーンで使われたセリフが映画の中に全く同じ言葉でもう一度登場する。
さらに出会いの場所であり、お互いの信頼を気づいたあの場所で。
"Do you trust me?"
"I trust you."
映画の中で間違いなく重要なシーンに、二度も同じ言葉で登場したこのセリフにはどんな意味があるのだろう。
私はこう思った。
「愛する」には何があっても揺るがない「信頼」が必要なのだ。
愛情だけでは足りないんだと伝えたかったのだ。
先頭のシーンはもちろん、手錠を外すシーン、窃盗を疑われるシーン、ヒロインを一度船に乗せるシーンにおいてもやはり「信頼」が鍵になっている。
つまり、愛するということは感情のままに愛を求めるのではない。
時に気が狂いそうなほど苦しい思いをしながらも相手を信じる。
そんな相手への「信頼」が必要不可欠なものなのだと伝えたかったのではないだろうか。
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