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松本人志さんの性的スキャンダルについて

色々な問題が重なっているような気がするので分けて考えてみました。

浮気や不倫

配偶者や恋人ではない人との性行為は、確かに倫理観には反しているかもしれないけれど、配偶者が構わなければそれは他人がとやかく言う問題ではない。
しかし、最近の芸能界では浮気や不倫をおこなったタレントは好感度が下がり、スポンサーも毛嫌いし、テレビに出ることも厭われるようになり、しばらくの間は謹慎すると言うのが流れだ。

今回、この件で言えば、性行為があったかどうかさえも「事実無根」なのかもしれないので、本人が何も言わないので、皆、どうしたらいいか戸惑っている。

新しい方法だね。何も言わない、という手法。一線を越えたかどうかも言わない。「裁判をするから」という理由で否定も肯定もしない。すごい技だ。

そして「裁判をするから」仕事を休む。謹慎とは違うがほとぼりは冷めるだろう。

圧力による性行為・セクハラ・パワハラ・レイプ

記事で問題視しているのはコチラの方。

これは、一線を越えたかどうかは問題ではない。
裸を見せただけでも、キスを迫っただけでも、同意もなく個室で二人きりになるだけでも、卑猥な言動をしただけでも該当する。

ましてや、断ったらこの界隈では生きていけなくなると思わす立場の人間は、そのことによくよく注意して恋愛感情があったとしても慎重に相手の同意を得なければならない。
それが今現在の時代の考え方。

8年前も法律的にはそうだったはず。けれど日本にはまだ浸透していなかった。なんせジャニーズが許されていた時代だもの。
そして、未だに若いとか女とかが性的に搾取されている。

偉い立場になってお金を儲けてふんぞり返りたい人たちがたくさんいる。
モテたいから有名になりたい=好きな人に愛してもらいたいという意味ではなく、不特定多数の人を性的に自由に遊んでハーレムになりたいという意味だ。

この図式は、「でも相手もそれを望んで見返りがあればいいのでは」という論調に流される。枕営業と言う名のもと。

いいのか?売買春行為だぞ?
逆にそれなら風俗でいいのでは?と思うのだが、なぜか風俗嬢は嫌らしい。なぜ?あと腐れないのに。
モデルやタレントなどの一般に近い人を狙う。
それは、そんなわかりきっている中でも、美人やハンサムな人に自分が「ホントにモテた」と思いたい悲しい性。お金や地位で寄せ付けたくせに、結局はモテた気になりたいってことか。

オトコなら許される?

この考え方もありそう。

浮気や不倫は夫婦双方が納得しているなら他人がとやかく言えないとは思うが、オトコは妻が同じことをするのを良しとしない(人が多い)。

例えば、元タレントの伊原凛さんが大物芸人の妻と言う立場や経済力を笠に着て、モデルやタレントの若い男を集め飲み会を開いたとしたら?

夫はどう思うのだろうか?一線を越えなければ「事実無根」なのか。相手も喜んでいれば「事実無根」なのか。

そもそも、私はお金があろうと地位があろうと、そんな会は開きたくないし、何ならオトコなんて集めたくもない。
なぜ、オトコは好きでもない女を集めたいのか。好きでもない女を触りたいのか?
好きでもない女のにおいをかぎたいのか?

私からしたら大半のオトコは気持ち悪いでしかないのに。
でも、そういうのは相手に悪いから、ステキとかわざと褒めるよね。嘘をつくよね。本当は気色悪くても。

「本当に本当に素敵で」なんて女から見れば、嘘八百のお世辞でしかないのは丸わかり。本当を2回重ねているのがその証拠なくらい。

有名は孤独の裏返し

そう考えれば、お金や地位を得た有名人は、本当の好意や愛情を与えてもらえなくなっている、わからなくなっている哀れな人なのかもしれない。

何も持っていない自分という本質を愛してくれる人はいったい誰なんだろうか。

女の子を集めて飲み会をすることの何が楽しんだろうか。ちやほやされたって全部嘘なのに。モテたとしても地位やお金のせいなのに。

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