透明人間・存在しないわたし。
哲学的な意味ではなくて。
実際にいない状況になっているのです。
それは。
私の趣味がカメラだから。
動画も時々撮ります。
でも、私撮る人、相手写る人。
どこへ行っても、私はいない。
考えてみれば、付き合い始めの頃は、よくケータイで写真を撮ってくれました。たくさんたくさん撮ってくれました。
けど、悲しいかな。
歳を重ねて、もう撮りたくない、って感じなんだろうな。
実際、老けたし、可愛くないし。
カメラを趣味にしてから、私も、出来れば可愛い人を撮りたいと思うから、気持ちはわかります。
映えない人は写したくない。
たくさんの写真を見ても、私はいない。私のいない写真だけが増えて行く。
どんなイベントにも、私はいない。
記録にはなるけど、私の歴史にはならない。
たまに、カメラを渡して撮ってもらったこともあるけど、自分で納得できず消去してしまいました。
ホント可愛くないんだもん。
仕方ないよ、もうおばさん、いや孫がいてもおかしくない年齢だし。
美容にも手間をかけなくなったし。
皺もシミも増えたし。
自撮り・加工系のアプリが流行っているけど、私の知人友人は誰一人そんなアプリさえ知らない年齢。
誰とも共有できず、アプリを削除する日々。
このまま、透明人間で生きていこう。