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Krakow のゲットー跡 🇵🇱

行ったとき 2023年4月24日

友人のフォトグラファーに会いに、ポーランドのクラコフに弾丸訪問。「誰よりも短い滞在だ」と言われたけれど、夕方から明朝まで、2万歩、歩きつつ大満喫🚶‍♀️…

友人が空港まで迎えに来てくれ、市内までのバスでは相変わらず一方的に話しまくっている。コロナ禍以後会えていなかったので、懐かしさも感じつつ、市内まで小一時間のバス移動。

そして彼のアパートに案内してもらったところ、アパートは旧ユダヤ人地区の一画だという。かつてKrakowには多くのユダヤ人が住んでおり、第二次世界大戦時の迫害で郊外のゲットーへと移され、その後は多くの人が強制収容所で命を落とした。つまり、ここに住んでいたかつての住人は生きて戻って来られなかったと考えるのが妥当だろう。そんなことを思ってか、建物の中庭に入ると右側の建物からやりきれない気配を感じる。何が起こったかを、正しく知って記憶に留めることが、唯一自分にできることなのだろうか。

そしてその後、旧ユダヤ人地区を散策(オシャレなカフェやレストランがたくさん!)して、歩いて行けるというゲットー跡へ。

当時の建物がまだ一部残っているとのことだけど、一体ここで何が行われたのか。唯一残っているゲットーを囲んでいた壁も確認。

戦時中、このようなナチスによって作られたゲットーはワルシャワをはじめ1000以上もヨーロッパにあったとのこと。

映画「シンドラーのリスト」の舞台となった街。ゲットー解体からちょうど80年。映画は多少の脚色はあるだろうけど、作り話ではないし、シンドラーによって助かった人がいた反面、助からなかった人が大多数だろう。


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