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『Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む』を観て考える「お金を貸して」の本質。
2022/2/11(金)
午前にジム。Netflixで『Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む』を観ながらラン。
10代から詐欺師を生業としているサイモン・レヴィエフ氏はイスラエル生まれ。
彫りが深い顔立ちで、洗練された見た目をしている。こんな色男(表現古い?けど、この言い方が相応しい感じなので。笑)とTinderでマッチして、経歴も本物っぽければ「😍」となってしまうのも無理はないと思う。
「Simon Leviev」で検索すると、アカウントが乱立しているけれど、多分これが本アカ。
1ヶ月は交際し、ダイヤモンド事業に従事する裕福な恋人として、ゴージャスな非日常を提供してくれる。その後が問題。
「敵に攻撃されている」だの「ボディーガードが撃たれた(流血写真添付)」だの「自分のクレジットカードを使うと敵から追われるから、あなたのカードを数日貸してほしい」だの、いろいろと“What's!?”とツッコミたくなるtextをたくさん送ってくるのであった……。
第三者からすると、“What's!?”すぎるトピックだらけなのだけれど、「愛した人を救いたい」発想になるのが人情というものなのだろう。
以前、困窮しているという知人に頼まれて、15万円程度を「返ってこないもの」という認識で渡したことがある。
そのとき、3万、5万、7万、みたいに何度か分けて入金しておいたのだけれど、私にとって15万円は失っても困らないお金だったから、まあいいかと。
「必ず返す」と返済計画付きで返信があったけれど、当然それは返ってこない。上の「愛したサイモン」から返ってこないのも、当たり前といえば当たり前。
「お金を貸して」=「お金をちょうだい」と訳すのが適切。
ただ、本件が新聞やWebのニュース記事で報道された後は、詐欺に遭った被害女性を「どうせ金目当てだったんだろう」「バカすぎる」と責めるコメントが相次いでいたけれど、その言い方は性格悪いなと思う。
「豪華な生活を送った後、巨額の借金抱えていい気味だ」みたいな、悪意しか感じない。
彼女たちは(ドキュメンタリーには被害女性が3人出てくる)「好きな人を助けたい」純粋な想いが先走りすぎて、罠にかかっただけなのだから。
その気持ち自体は優しいものだし、恋愛中に視野狭窄に陥るのも「あるある」じゃないですか? あなたたちも夢中になった相手に対して「良くしてあげたい」と思ったことくらいはあるでしょう? と、底意地の悪い書き込みをした人たちに言いたくなる。
そんな、自分とは縁のない(詐欺に遭わないのが一番)ドキュメンタリーに没頭。
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ランチは五島で買ったうどんを主役にした内容。西友で期限が近くて安くなった加工品をいくつか買って帰る。
夜は歩いて、三国ヶ丘にある串揚げ店「はしり亭」へ。
福島の日本酒「飛露喜(ひろき)」と一緒に、美味しい串カツたちをいただく。どれも美味しかったけれど、よもぎ餅の串カツ、特に印象的だった。
その後、アイスを買って食べ歩きながら帰る。「寒い、寒い」と言い合いながら、はいつものこと。
今日の朝おやつ
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