見出し画像

日暮れからオープンするワインバーへ[35歳の単身福岡移住日記#38]

2022/4/27(水)

 昼前に「ふみもり皮ふ科」「SBHキック&ボディメイクジム」と“自分メンテナンス系行動”が続く。皮膚科での課題が多い私。特に脚である。左足指2本に少し前から水虫が……。昔、父が母から水虫であることをディスられていて、かわいそうにと人ごとのように見ていた自分を思い出す。あのときのノー水虫だった少女は今やおばさんとなり、水虫になっている悲哀。
 久々に外で仕事したいなと思い、午後はチャリチャリを借りて六本松へ。薬院駅前から城南線をまっすぐ20分ほどチャリで走る。途中でキャップが風に飛ばされ、あ〜となっていたのを後続していた男性が拾ってくれる。
 その後もまだまだ漕ぐ。桜坂駅近くの坂道はきつい。先の男性はチャリを押して歩いていたので追い越しがてら、先ほどのお礼を再度伝えつつ「この坂きついですね〜」と一言。男性も「はい、めちゃきついです……」と息絶え絶え気味に返してくれた。
 六本松駅前の郵便局で用事を済ませた後は「福岡地方裁判所」へ。午後の主な目的はこれ。適当な裁判(到着したタイミングで開廷している案件)を30分程度傍聴。数年前に起きた刑事事件の裁判だった。
 法廷に入る前、手荷物と身体検査を受けるタイミングで、「法廷内ではマスクをお願いします」と要請されたため、抗うのもあれなのでおとなしく着用。検察官の質問の仕方は独特だ。先の答えから推測できそうなものも関係なく、細かく質問を重ねていく。インタビューに活かせることもあると思う。
 また傍聴に来ようと思う。高等・地方・家庭・簡易裁判所のすべてを備えた建物はまだ新しく、11階くらいあるきれいなビルだった。地下の食堂は11:45〜13:00と短時間営業していて、ランチは600円と安い。今度は10時からの朝イチ裁判を傍聴し、ランチして、外のカフェで仕事再開という流れで動いてみたい。
 帰りは薬院まで歩いて戻り、新川沿いの古いビル2階にある「CAFE DELTA」で仕事。ここは穴場だと思う。2階だし、1階に看板はあるものの「何階にあるか」を記載していないのでわかりづらい(スタッフさんにそれを聞くと、改良予定だそう)ため、とてもいい雰囲気なのに、案外混んでいない。いい場所見つけた、とにやにやした。
 夜は目当ての「ワインバー雲霧」へ。大宮の古い雰囲気のいいマンション3階に最近できた店だ。「日暮れからオープン」ということで「CAFE DELTA」を出て向かったら、まだ準備中だという。この時期は19時過ぎに行くとちょうど良い。
 一時帰宅して出直し、美味しいピザとワインをいただいた。私が入店して20分後くらいに新規のお客さんが来て、マスターとみんなでおしゃべりを楽しんだ。50代のマスターは身体を鍛え上げている、ヒゲの似合うダンディーな男性で、わかりやすくいうと「イケオジ」。私なりの言葉で言うと、渋かっこいい。2時間ほど過ごして帰宅。来週末、次の予約も入れた。

関連情報

ワインバー雲霧

オリジナルTシャツやってます

「笑顔を見せ合える未来が近いことを願います」。そんな思いを込めて、イラストレーターkameさん@kameillust)に描いていただいたイラストをTシャツとして販売し始めました。カラーは5色。サイズ展開も豊富です。覗いてみてください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?