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小綺麗でいる【ふたり暮らしと本/17】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

17.小綺麗でいる

「親しき中にも礼儀あり」とは随分知られた言葉であり、片時も忘れてはならない考え方だと捉えています(時に「礼儀がなっていない対応をしてしまったな」と後悔することもありますが)。礼儀を払うというのは相手への敬意であり、尊重であり、あなたを大事に思っています、という意思表示でもあるからです。「礼儀を忘れない」対応のひとつとして、小綺麗な状態を保つことも大事にしています。例えば、毎日メイクをすること。自分がメイクをするのが好きだからという理由が大きいですが、私の場合はすっぴんよりもメイクをしたときの方が明らかに小綺麗です。清潔な服を纏い、清潔感の漂う見た目にしておくことも、当たり前といえば当たり前ですが、大切にしています。「あなたの前でも、小綺麗な私でありたいです」と見た目から伝えているのです。

学べる一冊

自分なりの美意識を持つことは重要。それに加え、「どんな自分として立っていたいか」「どんな風に見られたいか」という、他者の目を通した自己を想像することも、美しさにリンクしているのでしょう。すべての人が美しい部分を持っています。その一人ひとりの異なる美しさに磨きをかけるヒントが散りばめられていて、自分が賛同する要素をつまみ食いすればいい——そんな一冊です。

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