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「ちょっと贅沢」を差し入れる【ふたり暮らしと本/15】
編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。
15.「ちょっと贅沢」を差し入れる
「わあ〜」と笑顔になったパートナーを見たい。「美味しい〜」と言う姿を見たい。そんな理由から、滞在中に一度は「特別に美味しいもの」を差し入れることにしています。たとえば、旅先からご当地の美味しいカレーを送ったり、事前に「山西牧場」の美味しいお肉を手配したり。パートナーも私もひとりでいるときには買わないような「ちょっぴり、ごちそう」を差し入れることで、ふたりで「ちょっと贅沢」を楽しむひとときになります。
学べる一冊
家庭で作れるごちそうレシピがたくさん紹介された本書。ベーシックな調味料があれば、たいていの料理は作れるのだとわかります。見るだけで楽しめるのもうれしい(作ろうか自分……)。食べる相手のことを思って作るごはんがとても美味しくなる理由も、行間から伝わってきます。味を濃くしすぎないようにすれば、大体は大丈夫。