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似顔絵

好きなひとや気になるひとを見ると、似顔絵を描きたくなるクセがある。
へたなマンガ絵だが、こういうのをたま〜に描く楽しみを30年来やっている。
今マイブームなのはKinKi Kidsの堂本剛くん。
この方、相方の堂本光一くんに比べてビジュアルの変化が激しく、見るたび印象が変わっているような気がする。(逆に光一くんの変わらなさも京本政樹級にすごいとは思う)
過去のシングルPVの画像を見て「かっこいい」「かわいい」「男らしい」「フェミニン」「・・・え?」というのを繰り返してしまった。ドリフのカミナリさんパーマはジャニーズ的にアリなんですかね?キムタクも「おばさんパーマ」とののしられたシーズンがありましたが。

変わらないものもある。
似顔絵を描いている時に気にする事は、パーツの形・大小とその配置である。剛くんの場合はキリッと上がった眉毛と目尻が印象的。二重まぶたで目蓋の部分がちょっと厚みがある。鼻と口は小さめだ。少し下唇が前に出ているように感じる。そして最大の特徴はこれら顔の具がりんかくの真ん中にギュッと集まっていること。これは赤ちゃんや子供の顔と同じ配置だ。
本当に若かった「金田一少年の事件簿」の頃など愛らしさあふれる魅力を放って世間を注目させたものだった。しかしなるほど今年39歳の彼は、いつの間にかとっつぁん坊やの資格十分になってしまっていた。

愛らしさというのは顔の配置だけで決まるものではない。上記したように以前からビジュアルのグレードにゆらぎのある剛くんだが、真にアイドル的なカリスマの芯はずっと失われていない。いないがそれを霞ませるくらいイケてないビジュアルやヘタレ性のベールに覆われる時もある。そんな両極を持っている事こそが彼の最大の魅力であることを、わたしはドラマ・映画監督の福田雄一に教えてもらった。例えば「33分探偵」「天魔さんがゆく」そして「銀魂」で。
「トリック」のゲスい役を演じる仲間由紀恵と「キレイなお姉さんは好きですか」の仲間由紀恵のギャップに近いものもある。(これは堤幸彦か)

似顔絵でこれを表現するのは、わたしには非常に難しそうだ。だがオノレの萌え魂が「描け」と命じる限り、描くしかない。
そんな覚悟をしたので、絵とその過程で思った事などをnoteに記録することにした。

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