自己啓発活動、という生き方。
あなたは何をしたいの?
何度も問いかけられた質問です。
何度も訪れたNYで英会話のレッスンをしてくれていたパティ先生にも言われました。日本を出てアメリカで活動できるだろうか?そんな可能性も探っていた頃でした。
セントラルパークで、MANGA作品を売ったなんていうのもその一環でした。何かのヒントがNYにはあるはず、その思いで結果毎年NYを訪ねることになりました。しんどい旅でした。
だって自分が何を探しているのかわからないのですから。
ゴールは問題じゃない。
最後のNY旅からもう5年。
紆余曲折の末、北海道に引っ越して荒地なんかを開拓し始めると、本当に自分がどこへむかってるのかますますわからなくなります。
だって作物を育てたいのなら「畑」を借りますよね、普通。
でも、私は「荒地でもいい」なんて言って借りたわけですから。「荒地」でどうするつもりなんだ?
さて。。例によって私にもわからないわけです。
そんなとき、ディスカバーチャンネルのエド・スタンフォードの「遭難サバイバル」という番組に出会います。
遭難後10日間生き延びることができれば生還できる(救助を待って)、という説にのっとって、彼は砂漠や密林やとにかく人が住んでいない場所で食料水なしで10日間生き延びるトライアルをします。
最初は、シェルターの作り方や火の起こし方などに注目して視聴していたのですが、そのうち彼の哲学的な言葉がとても魅力的なのに気づきました。
「自己啓発的活動」という言葉はそういう彼から出た言葉でした。
自分のサバイバル体験のことを彼はそう解釈していたのです。自分を成長させる機会、という捉え方ですね。
あれ?
これ、私が考えてる人生の捉え方にとっても近くね?
瞬間瞬間がニルヴァーナ
お金を稼ぐことがもとよりゴールじゃないし、MANGA作家として有名になるなんていうのもゴールじゃない。
しいていえば、いい人生を送ること、が目的なのですよね。自分の力を信じてそれを解き放つこと。どこまで自分を解放できるかという終わりのないゲームなんです、これは。
まさに「自己啓発活動」ですがな。
社会的な「成功」を追いかけていては到達できないのが、この「自己啓発活動」のニルヴァーナなのです。
「自己啓発活動」は、過程自体が喜びに満ち溢れています。
何かに行きつくための「我慢」じゃ決してない。
自分の活動を言語化するときにどうしても必要な背骨である「コンセプト」はこの辺にありそうです。
ふ~~~。note初めて有余年。
やっとコンセプトにたどり着いたわい。w
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