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一度、僕の本当の理想のお店を考えてみよう。

 まず、僕の理想のお店を考える前にどんな店かを明確にする必要がある。
じゃあ、とりあえずよく利用するお店を挙げてみよう。カフェ / ロースター / パン屋 / 古本屋 / 本屋 / 器屋 / 美容室 / 無印良品 / 喫茶…くらいかな。多分このくらい。そのなかで、自分がやってみたいな or やったことがあるぞっていう職業は何だろう。カフェ / ロースター / パン屋 /  器屋 / 喫茶かな。

ちょっと絞れてきたぞ。
じゃあもうちょっと細かく。+ 理由も添えて。

【やったことがある職業】
・カフェ
→某カフェで働いていたが、飲食ならではの不健全な労働に身体を壊してしまうと危機感を感じ退職した。その時に、自分は飲食向きではないなと思ったものの、まだどこか自分は働いてみたいと思っている。
[なんで?]
某カフェで働いていて苦しかったのは、年中無休 / 不健全な労働(帰宅深夜0時→出勤5時)/ ご年配のクレーム対応 or 観光客 の接客=ゆとりをもった接客ができない。でもまた働いてみたいと思う理由は、第一に自分が本当に心の底から珈琲が好きだということ。そして、自分が淹れる珈琲や接客でやりがいを感じたい
・ロースター(焙煎業務のみ)
→焙煎の失敗が連続が続き、自分に自信がなくなり現在は離れている。
最初、珈琲はいい感じに焙煎して美味しく飲めたらええでしょってマインドで一人で焙煎して家族や友人、美容師さんにお裾分けしていた。そんななか有難いことにある会社で焙煎業務に携われることになり約数か月。指導してもらう度に自分がいかに珈琲や焙煎について無知・技量・感覚が皆無であることに痛感した。焙煎失敗続きで、とうとう身体に拒絶反応が出た。だけど、もっと焙煎してみたい検証してみたいもっと浅煎りから深煎りまでの味の引き出し方を知りたい

【やったことがない職業】
・パン屋
→パンを作ってみたい。(自分で勝手に作りなさい)
・器屋
→器やカップを作ってみたい(自分で勝手に教えてもらって作りなさい)
このやったことない職業二つは、あれだ。趣味としてやろう。
・喫茶
→町の人込みを歩きちょっと休憩したい、落ち着きたい、本を読みたいというときに利用する。珈琲もあるし軽食もある。そして長居が許される場所であればお言葉に甘えて利用させてもらう。その代わり、ちゃんと追加注文は欠かさないよ。この職業は、経験したことがないからなんとも言えない。
けど、尊敬と憧れはすごくある。なにが?となると、ワンオペでほぼやりくりしているのをよく見る。独りでやりくりするかっこよさ。

絞れてきた。
カフェ / ロースター / 喫茶

色んな概念や定義をポイっとしてね、いまから僕の感覚でまとめていく。

【カフェ】
カフェは明るく自然光が差し込み店員さんは屈託のない笑顔で迎え入れてくれる。テイクアウトもできて店内でも飲める。おいしそうなお菓子が並んでショーケースは輝いている。そしてなんといっても映える
だけど、そのカフェにはお洒落さんやカップルが多く見える。そして、みんな片手には必ずスマホや一眼で自分を撮ったり珈琲を撮ったり、店内を撮ったり、お洒落な服を着こなした自分と共にご飯や珈琲のツーショットだったり。すごく写真を撮りたい気持ちはわかる。僕でも撮ったりするもん。
でも異常といってもいいほどに撮影会が始まったりする。
個人の自由だから全然それは良しとしよう。
ただ、これは僕の経験だ。
あそこのカフェであの珈琲が飲みたい、そして本を読もうと思っていくとお洒落さんやカップルが沢山。まあ、そこは気にしなくていいんだけど、僕の性格上ね、なぜか敷居がすごく高く感じて入れなくなっちゃうの。だから、行きたいけど素通りする現象が起きてしまう。これは、本当につらい瞬間。
付け足しで言うと、完全モバイルオーダーのお店に出会ったことがあるんだけど、なんだか寂しかった。お店の人からするとすごい楽なんだけどね。

【ロースター】
美味しい珈琲を焙煎するお店は、本当に少ないと思う。それは、コーヒー業界に入って焙煎をして感じた。それほど焙煎というのは奥深さがあり何年も愛されるロースターはすごい技量だということ。
休職中の僕だが、最近自分で焙煎したコーヒーがなくなったのであるロースターに行った。そこでは、どんなコーヒー豆がいいか聞いてくれ僕が求めている味のコーヒーを探してくれた。その時間はすごく楽しかったな。
飲みたいと思ったコーヒーがいつも置いてあるのは素晴らしい
以前行った、違うロースターはワンオペで焙煎中だった。なにが言いたいかというと、焙煎中は手が離せないということ。だから、どれがどんな豆か聞くことが出来ずこの豆くださいといって購入して帰った。少し悲しかった。

【喫茶】
深煎りのコーヒー軽食煙草の香り(場所によりけり)、老若男女きまぐれ感粋な計らいをするマスター、いま書き出したのは僕が喫茶店ならでは感じられる良さ。僕のなかでは。
なんだろう、喫茶特有のシェルターのような空間。そして、程よい距離感のマスター。カッコいいなぁと思う。しかし、SNSでバズった喫茶店はいま僕がよいと思ったものが全て無くなっている。たまに、独特なポーズでプリンを器に移すマスターの動画が回ってくる。個性とパフォーマンスは最高だ。
しかし、余計なお世話かもしれないけどそこに通っていた常連さんはさぞ気の毒だろうなと思う。ジブンの居場所がなくなるようなもの。撮影禁止、私語厳禁、店内は2名以上は来店できませんだったり。お席は1時間で開けてくださいだったり(ラーメン屋かよ)。どんどん制限がかけられていく。
どこもかしこもショービジネスで荒らされていく気分だ。

そうやって書いていくうちに自分が理想とするお店が明確になってきた。

・自然光=光が差し込む場所。
・屈託のない笑顔=健全な働き方。
・テイクアウト=ワンオペだとキツイだろうがあと一人いたら。
・美味しそうなお菓子
(見るからに美味しいやつ)=きまぐれで
・お客さんが求める珈琲を置く=焙煎の技量とターゲット/好みのカウンセリング
・軽食(ドリンクも)=最小限のメニュー
・粋な計らいができるマスター=余裕
・制限がない店=バズらない必要

たぶんまだいっぱい出てくると思うけどバッと書いてみた。
今日はここでおしまい。

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