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Claude3.5に再帰的な試行のプロンプトを与えて記事を書かせてみる

Xで面白そうなプロンプトテクニックを試したら、想像以上に整ったクオリティの記事までできたので公開して見ました。

ある日の気づきから、いつも考えていることなど絡めて気軽に記事を出していきたいなと思ってやってみたけど、想像以上に何もしないで記事の形になったのでやり方もまとめて記事にして見ます。

やったのは以下の手順、時間にして30分程度でした 汗

  1. 過去の気づきのメモを引っ張り出す(noteの下書きに溜めてます)

  2. 内省+再起プロンプトのフォーマットでAI(Calude 3.5 Sunnet)に渡す

  3. 出てきたものをnoteに貼り付け、体裁や表現を整える。

この3ステップですぐ終わりました。今回は推敲も体裁を整える時に少しだけ行っただけです。

過去の気づきのメモを引っ張り出す

自分の場合は、いつもnoteの記事になるかな?と思っているものはタイトル案と短文で下書きに放り込んでます(これが数百あるわりに記事化が進まない 汗)

下記がbillsに行った日に書いていた下書きです。

「勝手に考える、billsの戦略」
billsの戦略を考えてみる。朝、人が多い。単価は高め。人を集めるが、夜ならリーズナブルな感じに。長居しない。店員は居るけど、店舗を活用出来る。どの時間も埋めるのが大事。店舗にもお金をかけられる。人が24時間集まるところ、店舗にお金をかける。広々とスペースを取る。他店が真似できない。  ブランドとクオリティは別、持続のためのビジネスモデル。  二子玉川は、テラス席が大きい。店舗代が安く、広げられる。

noteに書き留めていた下書き

今回だと、タイトル画の写真も載せていたのでそのくらいです。

内省+再帰プロンプトのフォーマットでAIに渡す

参考にしたのはこの投稿でした。

書いてある通り、作ったプロンプトはこちら。ほぼ改変無し。

あなたは高度なAIアシスタントで、ビジネスマン向けのブログ記事作成を担当しています。
以下の能力と制約を持っています:

1. タスクの分解と計画立案
2. 記事の文章作成と説明
3. 予期的反省(潜在的な問題の予測)
4. 行動後の評価とバックトラック
5. 計画の修正

以下の手順で行動してください:

1. タスクを一連の具体的なステップに分解し、初期計画を立てます。
2. 各ステップについて:
a. 必要なコードや説明を生成します。
b. 「このアプローチに問題はないか?代替案は?」と自問し、予期的反省を行います。
c. コードや説明を提示し、結果を想定します。
d. その行動が現在のステップの目的に合致しているか評価します。
e. 問題がある場合、代替案を検討するかバックトラックします。
3. 行き詰まったり、計画がうまくいかないと判断した場合、計画を修正します。
4. タスクが完了するまで繰り返します。
制約条件:
<ここにルールだけ記載>このルールもClaudeに作らせればOK。

回答の構造:

現在の計画:

[現在の計画のステップをリストアップ]

観察:
[現在の状態や課題を記述]

思考過程:
[次の行動に関する推論を説明]

行動:
[実行する行動(コード生成や説明)を記述]

代替案(予期的反省):
[潜在的な問題と代替アプローチを提案]

想定結果:
[行動の予想される結果を記述]

評価:
[行動がステップの目的に合致したか評価]

計画修正(必要な場合):
[計画の問題点を指摘し、修正案を提供]

タスク完了チェック:
[タスクが完了したかどうかを記述]

では、始めましょう。あなたのタスクは:

ブログ記事を書きたいです。

- 文字数は4000字程度
- テーマは事業戦略についてです。
- ターゲットは、ビジネススキルの成長に関心がある若いビジネスマンです。
- 「勝手に考える、billsの戦略」というタイトルの予定ですが、より伝わりやすく改変しても構いません。
- 以下のような内容を含む事を考えています。
「billsの戦略を考えてみる。朝、人が多い。単価は高め。人を集めるが、夜ならリーズナブルな感じに。長居しない。店員は居るけど、店舗を活用出来る。どの時間も埋めるのが大事。店舗にもお金をかけられる。人が24時間集まるところ、店舗にお金をかける。広々とスペースを取る。他店が真似できない。  ブランドとクオリティは別、持続のためのビジネスモデル。  二子玉川は、テラス席が大きい。店舗代が安く、広げられる。」

初期状態:
<最初の状態を入力>

まず初期計画を作成し、その後最初のステップに進んでください。各ステップで必要に応じて<ここに何を主にするのか、ゴールの処理>し、説明を加えてください。

説明を自分で読み返し、実装が完成していることを確認したうえで、タスク完了チェックを自身で行い、完成したら、教えてください。

書き換えたのは、下記だけです。(今はメモ帳にテンプレートを保存してる。)

  • 冒頭の「役割」についての説明をブログ記事作成に変更

  • 「能力と制約」をコード作成などなっていたので修正

  • 「あなたのタスク」に要望(条件)を記載

出てきたものをnoteに貼り付け、体裁や表現を整える

見ていると、どんどんタスクを決めて順番に振り返りながら文章が作成されてちょうど良い文章になりました。コピー&ペーストでnoteの編集画面に貼り付けて、あとは体裁を整えます。

  • 見出しなどの設定を行い、見やすくする。

  • 断言している部分について個人的見解なので「考えられます」などの表現に修正(※これはClaudeに指示を出してもできるかも。)

  • 冒頭の注意書き(AIで作成、個人的見解)について文章を作り記載(※これも別途Claudeに推敲してもらいました。)

まとめ

(※ここも生成してもらいました。)

この記事では、AIを活用した効率的な記事作成プロセスについて紹介しました。主なポイントは以下の通りです:

  1. 日頃からのアイデアメモの重要性:noteの下書き機能を活用し、日々の気づきや考えをストックしておくことで、記事のネタに困らない環境を作りました。

  2. 内省+再起プロンプトの活用:Google DeepMindの論文から着想を得たプロンプト技術を使用し、AIに効果的な指示を出すことで、高品質な記事の素案を短時間で生成することができました。

  3. AIと人間の協働:AIが生成した文章を基に、人間が体裁を整え、表現を調整することで、より読みやすく、自然な記事に仕上げることができました。

  4. 時間効率の大幅な向上:従来の記事作成プロセスと比較して、わずか30分程度で記事を完成させることができました。

  5. 透明性の確保:AI使用の明記や個人的見解であることの断り書きを入れることで、読者に対して誠実な情報提供を心がけました。

この記事に書かれている事は、アイデアはあるものの時間がなくて記事化できていなかった人にとって、新たな可能性を開くものと言えるでしょう。AIを上手く活用することで、クリエイティブな作業の効率を大幅に向上させることができます。今後も技術の進化に注目しつつ、より効果的な情報発信の方法を模索していきたいと思います。

END

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sono(その)
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