マルチタスクはぐるぐるまわる


#毎日出す 20190928

最近、別々のコミュニティや仕事で同じ事を集中的に考えているのに気がついて、それがいつも見ている好きなマンガの1シーンによく似ていることに気がついた。

つい先日のコルクラボの懇親会の時に本やマンガの読み方になって、1冊を何度も読む派と1回読んだら二度と読まない派の戦いになるかと思ったら、「良いシーンやフレーズを反芻する」派閥が案外多いことがわかって面白かった。

よく考えると、自分もマンガに関しては「良いシーンやフレーズを反芻する派」だ。マンガ喫茶に行く半分の理由は、過去に読んだマンガの名シーンを確かめに行く。
(ちなみに残り半分は、マンガに囲まれた落ち着ける空間で作業を進めるためが多い。これは、またいずれ書こう。)

『ワンピース』や『キングダム』なんかは仕事で落ち込むと読み返すし、もっとパーソナルな気分のときは『宇宙兄弟』や『3月のライオン』を読む。

マンガを手に取り、読みすすんで、お目当のシーンに行き着く時には気分も前を向いて、なんだか深夜なのにやる気に満ちている時も多い。

特に好きなシーンは電子書籍でもブックマークしててすぐに見返せる様になっている。そのうちの一つで、『3月のライオン』にある、主人公の桐山が本業の将棋も好きな女の子を助けるための作戦も人生も同時に集中して考え始めるシーン(11巻にあるシーンだけど、それまでの物語もあるから最初から是非読んで!)からは、何度もやる気を貰った気がする。

※この先は、マンガを見たことがある人しか実感わかないかもごめんなさい。

描いてある通りで、何かを忙しくやるときに他のタスクを削る事は良くあるけど、本当は何個も重複させてしまった方が相互に考えられて効率も質も良い。

おそらく、人の(自分だけかもしれないけど)頭はそんなに器用にできていなくて、オンとオフしかスイッチがないんじゃないかな。

だから、忙しい時はオンにして何もかもをまとめてこなして、他の時はオフにして全てをやらない。そういう風に出来ているんじゃないかと思っている。

そうすると効率を上げるとしたら同じ事を重複させて勢いよく考えるしかないわけで、冒頭の「集中的に一つの解決策を考える。」となるわけだ。

そのためには、同じ様な仕事を見極めて受けていくことになる。しかし、そんなにうまく行くんだろうか?
たぶん、仕事を受ける前に自分の得意ややれる範囲を周りからわかる様にする事をしないと、同質な仕事が集まる事は無いかもしれない。
つまり、周りからわかるくらい価値があって得意な分野がわかってる状態になる事だ。
そうすると、仕事が回ってきて、さらに経験を積んで得意になって、さらに仕事が回ってくる。こうして、ぐるぐる回っていくのじゃ無いかな。

おわり。

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