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第3回京都ウルトラウォーキング103㎞に参加してきました

こんにちは。そのだです。
第3回京都ウルトラウォーキング103㎞に参加したので、その体験記として記事をまとめてみました。

第3回京都ウルトラウォーキング103㎞とは

長岡京市勝龍寺城から大津市なぎさ公園おまつり広場までの103kmを制限時間28時間以内にゴールするイベントです。

第3回京都ウルトラウォーキング103㎞
  • 開催日:2024年11月23日(土)~24日(日)

  • 距離:103km

  • コース:長岡京市勝龍寺城 → 大津市なぎさ公園おまつり広場

  • 制限時間:28時間

  • 募集定員:300名

  • 主催:NPO法人日本ウルトラウォーキング協会

そのだは京都出身で、思い出のある道を歩く場所もあったので、ワクワクしながら参加しました。

持ち物

装備

最高気温12度、最低気温8度(予定)だったので、基本的にはパタゴニアのインナー、半袖、タイツ、半ズボンを使用しました。日が暮れてきたタイミング or 雨が降ってきたタイミングで長袖長ズボンを使用しました。それでも寒さに耐えれない時にカイロを使用しました。

補給食

  • 羊羹:5kmごと

  • ウィダー:後半で固形物が食べれない時

  • アミノバイタル:20kmごと

  • CCDの粉

  • 経口補水液の粉:脱水症対策

  • チップスター

  • 柿ピー

  • 塩タブレット

  • ロキソニン:痛み止め

  • エスタロンモカ:眠気覚まし

  • 胃薬

今回、基本的にコンビニで買わない選択肢を取りました。理由としては欲しいものがなかった時の絶望を感じたくないのと、できる限りコンビニでの滞在時間を減らしたかったからです。

各間隔ごとに羊羹、アミノバイタルを補給しました。
お菓子関連は小腹が空いた時に食べてました。個人的に柿ピーは合わなかったので、次はチップスターにしたいと思います。

これらの補給食とエイドでいただく食べ物で消費カロリーを賄えるくらいの内容になっています。

アイテム

  • サングラス

  • カイロ

  • モバイルバッテリー

  • 絆創膏

  • テーピング

  • ヘッドライト

  • 電池

なんかあった時に使うものリストです。防寒具が足りてなかったので、カイロが大活躍でした。

練習編

仕事終わりや土日は5kmを練習で歩いていました。9月22日に第7回 北九州50キロウォークに参加しており、大会2週間前にプライベートで43km練習で歩きました。そこから大会当日までは、無理な運動はせず、安静にしていました。

当日編

始発では福岡から長岡京にいけないため、前日に京都に泊まって、会場に行きました。深夜12時に気合いの天一をかき込む。

お腹壊す天一

スタート ~ 第1エイド

10kmくらいで左足裏に違和感が発生。特に痛くは無かったのですが、今後のことも考え、第1エイドで念入りにマッサージを行いました。それだけではなく、前日に食べた天一のおかげで見事にお腹を壊しており、定期的にトイレに駆け込んでました。ここでかなりのタイムロス。

第1エイド ~ 第2エイド

嵐山周辺を歩く。土曜日の昼間ということもあり、かなりの人がいてなかなか前に進めませんでした。

渡月橋

渡月橋を越えたら、山道が現れました。ウォーキングとは?と思いながらも無心で登ります。その後、京都っぽい道が出てきました。ちょっと赤みが薄いですが、とても綺麗ですね。

この時から暗くなってきたので、上だけ長袖を追加し、次のエイドまで歩きました。この時にロキソニンを1発注入。

第2エイド ~ 第3エイド

ひたすら山道を歩く。この時から雨が降っており、鬼のように寒かったです。道に光がないので、孤独に一人で歩いていました。なんかやけに寒いなとおもっていると、気温が6℃と書いており、最高12℃、最低8℃だったので、絶望してました。

第3エイドであまりにも寒かったため、下のズボンも追加。それでもまだ防寒具が足りてませんでした。

第3エイド ~ 第4エイド

いきなり山登りが発生。ウォーキングとは?(2回目)と思いましたが、登るしかないので、無心で登りました。下りも下りで急なので、足が急激に痛くなりました。

55キロ地点で中間地点のコンビニで休憩をしたのですが、メンタル的にまだ半分しか歩いてないことに絶望していました。その後、中学の頃の通学路や友達と歩いた道だったので、懐かしさを噛み締めながら歩いていました。

第4エイドに到着し、リタイアするかを真剣に考えながら、ご飯を食べ、二発目のロキソニンを注入。正直この時からあまり記憶がない。

第4エイド ~ 第5エイド

リタイアしても泊まる場所なんて確保してないので、何も考えずに残り3割を歩くことを決意。しかし、途中で足が痛すぎて歩けない事態が発生し、3発目のロキソニンとウィダーを補給して気合いで歩きました。
山科に入っていくにつれて坂道が多くなり、全然進まず、無心で歩いていた。

第5エイドで会社のメンバーや知り合いに生存していることを共有し、残り7kmを歩くことを決意。この時、すでに勝ちを確信していました。

第5エイド ~ ゴール

山道発生。勝ちを確信していましたが、一気に雲行きが怪しくなりました。シンプルな山道でウォーキングとは?(3回目)となりましたが、これを超えたらゴールなので、無心で歩いていました。

山を超えたあたりから、走りたい気持ちを抑えつつ、全力で歩き、25時間でゴールしました。

完歩証

帰宅

滋賀でウーバーが使用できず、タクシーを拾ってJR大津まで移動。すぐに新幹線に乗れ、爆睡して福岡に到着。

イベント後の健康状態

なんと今回足のマメがゼロでした!さすがasicsですね!
イベント後の健康状態を記載しておきます。

当日:爆睡。記憶がない。
1日目:よちよち歩きだが、まだなんとか歩ける感じ。成長を感じる。
2日目:ちょっと歩きにくいが普通に歩ける。展示会に参加していた。
3日目:本調子じゃないが、余裕で歩ける。

まとめ

初めて50km歩いた時より、はるかに自分の体がパワーアップしていることを感じました。また、持っていた補給食の9割を消費したので、いい感じに計算ができていることを実感しました。ある程度装備は揃っているので、違う場所の100kmウォークも挑戦したいと思います。次は24時間切りたいですね。

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