「テューリンゲン・バッハ週間」音楽祭2023年のモットーは「希望Zuversicht」。バッハの音楽がなぜ「希望」と関係があるのでしょうか。
まずは、主催者クリストフ・ドレッシャーさんの話を聞いてみましょう。日本語字幕をがんばって付けてみたので、よろしければご覧ください(#^.^#)。
もっと詳しく知りたくなった!と言う方は、さらにこちらもどうぞ。音楽祭2023年のパンフレットの内容です(一部抜粋、要約)。
こちらから当音楽祭2021年の公演The English Concertの《ヨハネ受難曲》が無料でご覧いただけます⇒https://www.bachfromhome.live/concert/the-english-concert
「Zuversicht」ーここでは「希望」と訳しましたが、日本語のニュアンスでは「なんとかなるよ」「大丈夫」という感じでしょうか。最も苦しい時にこの気持ちを持てるか持てないかで、人生は変わってくることでしょう。つまり危機の時代だからこそ、「Zuversicht」が重要というメッセージなんですね。こう見ると、バッハの音楽にある、この「Zuversicht」のメッセージ性は、元々は当時のキリスト教、ドイツ・プロテスタント信仰に基づいているものの、現代の私たちにも共感できるものがありますね。バッハの音楽を通して、皆さんの心の中にも、勇気と希望が湧いてくることを願っています。