飯岡漁港開港35周年記念碑
いいおかみなと公園の脇に記念碑がありました。
こんな人におすすめ
🐟歴史が好き
🐟飯岡漁港について知りたい
🐟記念碑巡りをしている
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場所
〒289-2706
千葉県旭市下永井814
JR銚子駅から
銚子駅からの距離は、およそ13km。
所要時間は、バスと徒歩でおよそ30分。
車でおよそ21分。
バスを使う
JR銚子駅から千葉交通バスの旭銚子線に乗ります。
そして、下永井で途中下車します。
およそ25分のバスの旅です。
バス停から5分ほどで公園に到着です。
大きな公園なので、すぐ見つかるでしょう。
車を使う
JR銚子駅から国道126号に沿って走ります。
飯岡バイパス東口交差点を曲がり、国道30号に向かいます。
そのまま国道30号に沿って走ります。
飯岡温泉グロリア九十九里浜というホテルが見えたらもうすぐです。
ホテルを通り過ぎた次の交差点を左に入ります。
そして1つ目の道を左に曲がると、いいおかみなと公園の駐車場です。
およそ21分で到着です。
駐車場
公園の道路挟んで隣に無料駐車場があります。
入り口は広いです。
よくトラックが休憩しています。
飯岡漁港開港35周年記念碑
駐車場から出たところに、飯岡漁港開港35周年記念碑がありました。
以下は、記念碑に書かれている内容全文です。
千葉県内における九十九里海域内は漁業の宝庫であり、飯岡及び海匝地区の漁業は、古くから旋網漁業、白魚漁業、刺網漁業、貝捲漁業、釣り漁業が盛んであった。
しかしながら長大な砂浜と自然的条件の厳しいところで漁港もなく出漁のたびに家族総出で、裸になり砂浜を利用しての漁船上げ下ろしの作業は当時としても大変な苦労を要し、特に真冬の冷たい海の中での作業は、体が凍りつくような辛い厳しい作業であった。
また、荒天時には遭難が絶えず、明治には339名という多数の遭難者を出し、昭和に入ると漁をやめる者が相次ぎ飯岡の漁業は衰退の一途をたどっていった。
このような厳しくかなしいことの積み重ねが、町民の悲願として「安心して利用できる港」の建設を求める声が強まり、町の有志をはじめ多くの町民並びに関係者が一丸となって国県に根気強い陳情を重ね、昭和28年待望の第一種漁港として国の指定を受けた。
また、協力に漁港建設推進を図るため飯岡漁港修築促進期成同盟会を結成し、昭和32年飯岡町営事業による漁港建設工事が実施された。
一方、町営事業による漁港建設は早期完成が見込めない上、財政のひっ迫という大きな難題に直面していた。
おりしも町の経済は主要産業である「水あめ工業」等が年々斜陽化し苦しい状況の中にあったが、悲願達成にむけ町民あげて1日1人10円の、漁港修築日掛貯金を始めた。
こうした町民のたゆみない熱意の結集と国県のご理解とご支援により、昭和39年千葉県営事業に移管され、昭和43年長年の念願であった漁港の利用が開始された。
その後、漁港の整備は、建設以来最大の障害であった港内への漂砂問題を克服し、飛躍的に整備され所属船はもとより千葉県内外の多くの漁船が安心して利用できるようになり、県内においても有数の水揚げ量を誇る沿岸漁業の重要な根拠港に発展するまでになった。
ここに飯岡町新町制施行50周年にあたり、飯岡漁港建設に情熱をささげられた先人たちの功績を後世に伝えるとともに、数多くの漁港修築事業を実施していただいた国をはじめ、県当局並びに関係者各位に深く感謝し、開港35周年記念としてこの碑を建立する。
平成16年2月吉日
飯岡町長 向後貞夫
海匝漁業協同組合長 宮内寅吉
最初は公園に遊びに来ただけでした。
でも、思わぬところで漁港の歴史に少し触れることができました。
何か新しいことを始めるということは、どの時代も大変ですね。
行ってみて
たまたまいいおかみなと公園に訪れただけでした。
息子は楽しく公園内で遊び。
私たちは旭市について少し知ることができました。
これから過ごしていく地域のことを知ることは、大切ですね。
小さなものにも、これから足を止めて立ち寄ってみたいです。
飯岡漁港開港35周年記念碑周辺
飲食店
飯岡漁港開港35周年記念碑から徒歩20分以内の飲食店をご紹介。
しらす亭
飯岡漁港開港35周年記念碑から徒歩6分
遊ぶ
飯岡漁港開港35周年記念碑から徒歩20分以内の子どもが遊べる場所をご紹介。
いいおかみなと公園
飯岡漁港開港35周年記念碑から徒歩0分
飯岡漁港開港35周年記念碑がいいおかみなと公園内にあります。
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