VDMX5とDJ2GO2 Touchの設定

ワンオペVDJ(DVJ)をやる際に、VDMX5(以下VDMX)をDJ2GO2 Touchで操作する為の設定やその他諸々を紹介します。

VDMXのテンプレート

無料版のVDMXは機能制限の関係で各種保存が出来ません。
しかしテンプレートやプロジェクトのロードは出来ます

以下の偉大なる先人の記事を参考にDJ2GO2用のテンプレートをダウンロード&導入します。

テンプレートをダウンロードし、以下のフォルダに格納することで導入完了です。
/Users/ユーザ名/Library/Application Support/VDMX/templates

Template > Numark_DJ2Go2_Template を選択し、以下のような画面が表示されたら導入完了です。

Template > Numark_DJ2Go2_Template

これで基本的な2chミキサーの設定は完了しています。ありがとう先人さん。

左右のタッチパッドで素材を選択、クロスフェーダーで左右の入れ替え、ターンテーブルで巻き戻し早送りが設定されています。便利。

しかしこのままでは左右のBin(素材を格納しているフォルダのようなモノと理解してます)のスクロールがコントローラーから出来ません。

次はその設定について記載します。

コントローラーからBin内のスクロール

コントローラーからBin内のスクロールを出来るようにして利便性の向上を目指します。

WorkSpace > Hardware Learn Toggle からキーマップを行います。
MIDI設定もこちらから行えます。

まずはLeft Binから。
Left Bin内の適当な場所をクリックします。

Workspace Inspector内のControlタブ内にBinのスクロールに関する設定があります。
Transpose Up」が上昇、「Transpose Down」が下降です。
デフォではキーボードの上下キーが割り当てられていますね。

デフォルトのキー割り当て

/Key/Up」と「/Key/Down」をダブルクリックし、設定したいコントローラーのボタンを押下します。

今回は上昇をDeck1のロードボタン、下降をDeck2のロードボタンに割り当てました。(このテンプレートではロードボタンが未割り当てなので丁度良いです)

キー割り当て後

続いてRight Binの設定を行います。
やることはLeft Binの設定と同じですが1点だけ注意点があります。

Right Binの設定が終了した時点の状態です。

Right Binの下降(Deck2 ロード)だけ UI Inspector の Toggle on Fall にチェックが入っています。
これが原因?で1度の押下で2ページ分下降してしまう状態になっています。

なのでToggle on Fall にチェックを外します。

以上で設定は完了です。

これで両方のBinのスクロールを1ボタンで操作出来るようになりました。
その他にも未割り当てのボタンがあるので必要であれば他の機能に割り当ててみても良いかもです。

TwitchでワンオペVDJ配信をやったりしてます。
興味が湧いたら見に来てください、喜びます。

以上

sono

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