園田競馬場1230mデータ分析~騎手・枠順・厩舎~
コース特徴
正面スタンド前からスタート。スタートから最初のコーナーまで207mしかなく、先行争いが激しくなりやすい。外枠勢は内に入り込むことが難しいため、控えざるをえないことが多い。
3、4コーナーは「入り口は緩やかだが、出口はキツい」スパイラルカーブを導入しており、直線で馬群がバラけやすい。
1400mと比較すると逃げ・先行馬の好走率が高い。一方で差し馬の好走率は低め。よほどの先行激化が予想されない限り、逃げ・先行勢を中心に馬券を組み立てたい。
枠順
集計期間内すべてのレース~中枠が苦戦?~
スタートから1コーナーまでの距離が短く、ポジション争い時にゴチャつきやすい。そのため、中枠でダッシュ力が低い馬は内、外から囲われてポジション取りが悪くなる。距離が短く挽回しにくいため、中枠勢は能力を発揮できないことが多いのだろう。
1番人気馬の枠順別成績~判断ムズイ?~
勝率ベースでみると中枠勢の成績が思わしくないが、複勝率ベースでみると、中枠の方がむしろ良い。となると、中枠に入った1番人気は軸にせず相手に回すという手もありかも。
脚質
集計期間内すべてのレース
~逃げ・先行有利は1400m戦より顕著~
馬場状態別成績
馬場状態別の傾向に関しては1400m同様に、水分を含んだ馬場になると逃げ・先行有利にブーストがかかる。その馬場状況では、近走の発馬・ダッシュ評価が高い馬、先行意識が高い騎手を積極的に狙いたい。
発馬・ダッシュ評価とは…?
弊紙オリジナルデータで、新聞に掲載されている。下記画像の①が発馬評価、②がダッシュ評価。評価順はS→A→B→C→d
騎手
勝率トップ10に入っている騎手のなかでは、田中学騎手、竹村達也騎手、山本咲希到騎手、井上幹太騎手がこの距離が得意。トップ10圏外では板野央騎手の好走率が高め。
一方で1230mで成績が落ちる騎手は以下の通り。吉村騎手の名前がこんなところに。
調教師
トップ10入りからは新子雅司厩舎、木村健厩舎がこの距離を得意としています。ランク圏外ですが、野田忍厩舎も距離が得意。