園田競馬場1400mデータ分析~騎手・枠順・厩舎~
コース特徴
4コーナー付近のポケットからスタート。1コーナーまでの直線距離は377mと比較的長く、外枠勢が内枠勢を被せる形で先行するケースが多い。そのため、内枠勢はダッシュ力が足りないと内で揉まれてThe Endになりやすい。
1コーナーの角度がキツいため、ここで一度ペースが落ちつくことが多い。2コーナーからバックストレッチを迎えると、スパート合戦が開始。
3、4コーナーは「入り口は緩やかだが、出口はキツい」スパイラルカーブを導入しており、直線で馬群がバラけやすい。下級条件では逃げ、先行有利だが、上級条件では差しが決まる。
枠順
集計期間内すべてのレース~外枠優勢~
外枠の好走率が微妙に高いことがポイント。
1番人気馬の枠順別成績~やっぱりキツい最内枠~
最内枠に入ると好走率がガタっと落ちる。反対に大外枠の複勝率は81%とかなり高め。ちなみに頭数で分析をかけても有効なデータは見つからなかった。
クラス別~下級条件こそ外枠有利~
C3,C2,C1戦(混合戦含む)
B2,B1(混合戦を含む)
以上2つのデータを見ると、Bクラスでは内枠だからマイナス、外枠だからプラスというわけではなさそう。
一方でCクラスは外枠が優勢。「レースレベルが低い=非力な馬が多い」という仮説が正しいならば、内枠勢は砂が深い内を通って能力を発揮できていないのかも。
脚質
集計期間内すべてのレース~逃げ有利は言わずもがな~
馬場状態別成績~そらそうよ~
そらそうよなわけだが、水分を含んだ馬場になると前が止まらない。どの馬が逃げるかを探すのが難儀だが、逆にそれさえわかれば苦労しない。このあたりは今後のコンテンツ作成に活かしたい。
騎手
1400mは園田競馬の根幹距離なので、この距離が特別得意!という騎手は見当たらず。おおよそイメージ通りの順位になっているかと。
一応、全体成績>1400mになっている騎手(1400mで好走率が下がる騎手)は以下の通り。
調教師~柏原誠路厩舎がアツい~
安定感抜群&回収率も100%超えの柏原誠路厩舎には注目したいところ。ちなみに同厩舎の集計期間内における勝率(園田競馬場)は28.8%なので、1400mがとてつもなく得意と表現してもいいだろう。
以下3厩舎も1400mが成績引き上げ要因になっているため、この距離では注目したい。
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