野外での水中出産
3人目のお産で自宅出産と水中出産した話。
7ヶ月頃になってきて、少しずつお産のイメージをしていくなかで、その時思ったことは、動物も外で産んでるし私も外で産める。外で産みたい。
自然に囲まれた環境に住んでいるので、自宅の庭での超自然分娩を希望した。
ある日子どもが、外でプール遊びをしているのを見て、
あ、ここで産める。と思いつき、助産師さんへ相談すると、私も見た瞬間同じこと思ったのよ〜と一気に話が盛り上がり、よくある子ども用のプールで出産することにした。
↓水中出産するために準備したものはこちら↓
・子ども用プール(立てるだけですぐ使えるタイプ。膨らませるタイプは産気づいてからだと用意できなさそうなので。大きさは直径160センチのまあるいプール)
・お湯(37度程。浄水器から出たお湯)
・天然塩(羊水と同じ濃度にするため4キロほど)
・お湯を運ぶバケツ
・タオル
・日傘(大活躍)
・布団一式(プールの横に敷いて、すぐ横になれるように)
ちなみに家には、素粒水の浄水器が付いているのだが、
素粒水ならお塩いらないんじゃない??と助産師さんはおっしゃっていましたが私は入れた。
そしてお産当日
私はお産に対して、イメージやこうする、絶対こうなるだろうという確信した心とそれをお腹の赤ちゃんと共有することで3人とも意識した日にちと時間に産まれてきてくれました。
赤ちゃんには話しかけたり、検診の時に赤ちゃんと繋がる時間を持たせてくれたのでその時に共有しました。
ということで、宣言していた通り‼︎8月31日のスーパームーンに陣痛の波がきました。582Hzの音叉とキャンドルを灯し、静かに波を感じます。(イメージ通り)
朝を迎えて外に布団を敷き、隣にプールを準備しました。
風が吹くと木々の隙間から入る陽射しがとても綺麗な日。
陣痛中に蝉や鳥が鳴いています。
蝉のことを思いながら波を感じる時間。
そうは言っても上の男の子2人の騒ぎ声がたまにある。
お産に集中したいのに、これじゃあできないと思った瞬間、検診の時から使っていた528Hzの音叉を鳴らしてくれた助産師さん。一気にそちらへ吸い込まれ集中を取り戻しました。これは本当にナイスタイミングで一気に切り替わったことを覚えています。
そして、そろそろ産まれそうな感覚になり、プールに入りたいと言う。
固まった身体がリラックスしているのが分かる。
妊婦の重たい身体がお湯に浮かぶ。
1人目のお産でヒトが最も野生的になる時がお産なのだと感じて、裸で産みたかった私。
水中出産では、上だけ着るとか水着とか色んな選択はあるのだが、そこは全裸をチョイス。郵便屋さん来なくてよかったとだけ思う。
そしてお産は進み、プールに入って約20分後、
娘誕生♡
自分で受けとめたいと思っていたが、それはできず、助産師さんが受け止めてくれ、すぐ私の胸で抱きしめる。
長々とプールに入っているのはできないらしく、
プールの横に敷いたお布団へ移動。
陽射しがあったので、ここで日傘が大活躍する。
胎盤はしばらくしてからお布団で。
臍の緒は、まだ拍動があって、助産師さんが触らせてくれた。この拍動がなくなってから紐で結びハサミで切った。ありがとう臍の緒。(病院ではすぐ切っていたな)
そこからしばらく外で過ごし大変気持ちの良いイメージ通りのお産ができました。
初めての自宅出産。
1番違いを感じたのは、検診から支えて下さった助産師さん。親戚のお母さんのような、この方々がいてくれたら絶対大丈夫という安心感。
初めて自宅で受けた検診は涙が流れました。
こんなにも私を大事にしてくださっていると感じる全身マッサージを毎回してくれます。もっと自分を大事に、からだを大事にしようと氣づかされました。
ずっと支えてくださった産婆さんのお陰で無事に娘を出産することができ、本当に感謝です。