いきなりですが、どうやったら、ゴミ出しの依頼に一発OKが出るでしょうか?

“質問力アップの例題”です。

「ゴミ出しといて!」と言いたいときに、
その『お願い』を『質問』の形で表現するには、以下のどちらが適切でしょうか?

①「今日は誰のゴミ出しの日?」
②「今日はゴミ出しといてくれる日だって覚えてる?」

正解は・・・
断然、②が有利です。

なぜでしょうか?

①のようなタイプの質問は「開いた質問」です。
聞かれた方は面倒くさくなって、
「知らない!」と逃げられる可能性があります。

②のようなタイプの質問は「閉じた質問」です。
答えはYesかNo.か。答えは取り合えず帰ってきますから、
そこからコミュニケーションがはじまります。
「あ、そうだった」とやってくれるか、
「わすれてた、でも、ムリ」という答えかで、
相手の心理状態がわかります。
コミュニケーションがはじまります。

このNoteのテーマは「質問力」です。

上記の例題について、
「自分でやったほうが早い」
つまり、
「質問する暇があったら行動したい」
そう思っているあなたは才能があります。

行動力と優しさにあふれているからです。
そんなあなたは、ついつい抱え込んでしまうことがありますから、
質問というツールを使って、
あなたの心を、あと、ほんの少しだけ軽くしましょう。
あれこれ抱え込んでしまいそうな、あなたの”心”をほぐしてあげましょう。

先ほどちらっと出てきた「開いた質問」と「閉じた質問」ですが、
もうご存じかもしれませんが、念のために確認しておきますね。

「開いた質問」
答えに含まれる情報量が多いので、聞く側に有利となる質問。
聞かれる側が多くを話したがっている場合には歓迎される。
学会発表でも新商品のプレゼンでも、自信のあるプレゼンターは「開いた質問」を歓迎される。

「閉じた質問」
答えが単純で良いので、聞かれる側に負荷がかからない質問。
聞かれる側が忙しい場合に歓迎される。
初対面であったり、利害が対立しがちな場面で、まずは対等に近い立場で話始める状況を作れる。
 

「開いた質問」と「閉じた質問」の違いについて知ることから『質問力を高めよう』という取り組みは、アメリカの小学校で20年くらい前から始まっています。ひとりひとりを大切にする教育につながるということで、ハーバード教育大学院でテーマにとりあえられるほど、注目されています。自由の国アメリカにおいても、自由だからこそ、互いの立場を知り、協力のベースを作るために、『質問力』が重視されているのです。

まずは、「閉じた質問」から練習しましょう。

STEP 1 答えがわかっていることを聞く
答えが(自分には)わかっていることを質問しても、
(相手は)「わかってない」ことが90%なので、
確認は常に大切で、落胆を防ぐことができます。
「わかってない」ことに気づいてもらうことから、
コミュニケーションがはじまります。

STEP 2 イエスの答えが期待されることを聞く
これだけで心が軽くなりませんか?
イエス、でも。。。と展開したら、落ち着いて、
善後策を考えましょう。

STEP 3 NOの答えが期待されていることを聞く
たとえNoでも余韻を残す。
これがコツです。

先ほどのゴミ出しの場面ならば、

No.と言われても、「ごめん、やっといて」という一言は引き出すことができそうです。そして時間がある時に、「どうしたら当番忘れを防げるのか?」話し合えばよいのです。

課題の締め切り、覚えてる?
○○さんに電話するのは、今日だったっけ?

いろいろ応用ができそうですね。

的確な質問をしながら、本人のやる気や気づきを促すことができる。(グロビスキャリアノートより)
 
家庭内での「やる気と気づき」を促すためにビジネスのノウハウを使ってしまいましょう!

共働きで子どもを育てながら、
夢を追いかけてきました。
けっこう苦労しました。
あるとき、まず質問しよう、と決めました。
聞きたい答えが返ってくる確率が高い聞き方があるとこに気づきました。

なぜわかってくれないの?
というかわりに、
今~~の状態なのを知っている?
と言ってみたら、
え?大変なの?どうしたの?
と会話の糸口になりました。

 家庭内でまず“質問力”をきたえたら、
職場でも応用できて、人間関係が改善しました。

さらに、下手をすると命に関わるような場面で、
お医者さんに適切な質問をすることができました。

子どもの心を受けとめながら育てられたので、
たくましく成長してくれました。

家族にも応援してもらいながら定年まで仕事を続け、
第二の人生も自分らしく、夢を追いかけることができています。

たぶんこの記事をここまで読んでくれた人は、
全てに全力投球の人だから、
現状維持だけじゃなくて、
「ほんとうにやりたいこと」への挑戦を
周囲に応援してもらえるレベルにまで、
質問力を高めていきましょう。
 
最近明るくなった、楽しそうに〇〇している、
だから応援してあげよう、と思ってもらえるように。

このブログシリーズを通して、“質問力”を突破口に、得意なこと(たとえば英語)を生かして、周囲の人と仲良くして応援してもらいながら、自分の夢を確実にかなえつつ、老後の資金もダブルインカム!という状態に持ち込めるハッピーライフへの道のりをお伝えします。

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