「未来の僕が手を振っている」 眉村ちあき
我が推しである弾き語りトラックメイカーアイドル、眉村ちあきさんの最新MVが良いのでまずは聴いてください。
※上記のMVが大人の問題で視聴できなくなったので、音源を貼っておきます。
如何ですか?
最新MVと言いながら、眉村さんのオフィシャルからでなく、コラボ先の駿台予備校のアカウントから出ています。
眉村さんの曲は、特に初期の歌詞は眉村さん自身が体験したり、考えたりしたことを率直に歌ったものが多かったです。例えばコチラ。
対して、今回は駿台予備校とタッグを組んだもの。受験生に向けた曲ということで、実際にインタビューしたりアンケートを読んだりして、受験生のリアルに迫った歌詞となっています。あまりに没入して、「眉村さんは受験生じゃないんですよ!」ってマネージャーさんに言われたとか。だから、何かしらの受験をしたことがある人、子どもが受験生の親なんかにはかなり刺さるはず。自分は泣きました。比喩でなく。
歌詞に「評価」「点数」「挑戦」など、どちらかと言えば情緒のない言葉が使われているのも特徴で、それが受験生の現実を表しているようで。それでいて受験生だけでなく、何かに向けて取り組んでいる人にも響く曲です。
眉村さんの曲は、特定の人に向けて書かれていても、それ以外の人にも共感できるように、敢えて曖昧に歌詞が書かれていることも多いです。例えばこの曲。
眉村さん自身、「推し」のことを思って作った曲と言っています。その一方で、「愛すべき、守るべき存在」の曲だとも。自分にとっては、我が子を思う親の気持ちを歌った曲として感じられるます。
「未来の僕が手を振っている」に戻れば、まだ音源リリース前なので詳しいことはよくわかりませんが、Numaさんと編曲したとかラジオで言っていたような。2番のメロディーの裏で聞こえるピアノとギターが格好いいです。そんなトラックメイクも眉村さんの真骨頂と言えるでしょう。この曲いいなって思ったら、他の曲も是非聴いてみてください!