【旅行記】2023東京~金沢メモ
こんにちは、堂島チロルです。
3泊4日の自称・修学旅行を終え、今日で夏休みが終わりの堂島です。
タイトルは【旅行記】などと大きく構えておえりますが、
今回は自分用の旅行メモみたいな感じで行きたいと思います。
ゆる~く流し見ていただければ幸いです。
修学旅行って?
実は堂島、6月初旬から今(7月下旬)までを『夏休み』と称し、ちょっぴり学生気分で過ごしていました。詳しい経緯は以下の記事をご覧ください。
つまり『創作大賞2023』を軸に、仕事の少ない時期を有意義に過ごそう!これがフリーランス流夏休みだ!という感じで1か月ちょっとやってきたわけです。我ながらほれぼれするほどいいアイディア。実際、仕事(少ない)をこなしながら楽しく書き上げることができました。
ただし、ここで怖くなってくるのが締め切り後の燃え尽きです。私はよく燃え尽きるんです。燃え尽きて鬱っぽくなったり引きこもったりという姿が容易に想像できました。それって夏休みの終わりとしてあまりにも辛すぎる。思い出の最後は花火のようにパーッといきたい!
ということで思いついたのがこの『修学旅行』でした。ポイントは納品応募が終了したらすぐさま出かけること。大人らしく余裕をもって1日でも空けようものならグダって行きたくなくなり、グズグズと駄々をこね始めるに決まっています。出発は18日。これだけは譲れませんでした。
いつもの東京へ
最初の行き先は東京に決まりました。気になる舞台がちょうど19日まで上演中だとわかったからです。その舞台はこちら。
仮面ライダーシリーズなどを手掛けられている脚本家さんの舞台です。サイトにあるように、内容は【密室推理劇】。私はこのタイプの演劇が好きなんです。実際、かなりの意欲作で非常に刺激を受けました。複雑な構成がお好きな方にはおすすめです。上演終わってますが、映像作品が出ることを願いましょう。
さて「いつもの」と題しました通り、東京はよく訪れる土地であり、かつて学生時代に住んでいた土地でもあります。その辺の話は以下の記事にもちらっと出てきますので、もしよければどうぞ。隙あらば他記事誘導。
学生時代の友人、好きなゲームを介して知り合った友人と会い、食事を囲んでひとときのお喋りを楽しみました。気軽に食事に誘える日が再び訪れて本当によかった……。しみじみ。
それから時系列が無茶苦茶ではありますが、着いて早々に大好きなイラストレーター、北澤平祐さんの個展『The Great Escape』に行ってまいりました。2人の女の子が大脱走をする、赤と黒2色の連作がカフェミュージアムの壁にずらり。圧巻でした。北澤さんのページも貼っておきましょう。お菓子のパッケージなどもよく描かれてるので、「アッ!」となる方も多いはず。
猛暑の中、なるべく日差しを避けつつやり過ごした東京旅行。
充実の2日間でした。そして旅は次の地へと移ります。
憧れの北陸新幹線
新幹線といえば山陽新幹線。次点で九州新幹線。そんな福岡県民にとって、北の方の新幹線(括りが雑すぎる時点でお察し)はなんだか縁遠く、ちょっとした憧れだったりしないでしょうか。異論はあると思いますが、私にとっては乗ってみたい路線ランキングで上位に入るポジションに違いありませんでした。チケット取るまで上越新幹線と北陸新幹線を混同していた説もありますが、忘れることにします。
そんな北陸新幹線が完全チケットレスであることを知らず挙動不審になり、見送りの友人を巻き込んで慌てふためいたことはさておき、乗車します。
行き先は金沢。石川県の県庁所在地、金沢です。
夜だったので車窓は全く楽しめませんでしたが、駅メモやってたから関係ないや。
※私の大好きなゲーム、「駅メモ」。GPS機能で駅の取り合いをするゲームです。ちなみに仕事がらみではなく単純にファンです。
いざ、金沢へ
皆様は金沢にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「前田利家」「金箔」「九谷焼」「町屋」「カレー」「ツエーゲン金沢」「寺島拓篤さん」エトセトラ。
人によってイメージは様々なのではないでしょうか。
ちなみに私にとってはこちらです。
石川県観光PRマスコット・ひゃくまんさん。
サムネが出ないみたいなので、是非サイトに飛んでみてください。
全身に石川県をほどこされている贅沢ボディに、愛らしいヒゲ。
一瞬で魅了されてしまうはずです。好きになるなという方が難しい。
彼(?)に出会ってからというもの、「いつか金沢行きたいな~」だったテンションが「絶対金沢行くぞ」にバージョンアップしたのでした。
で、ひゃくまんさんに会えたかって?
残念ながら動くひゃくまんさんには会えませんでしたが、JR金沢駅に降り立つや否や、大きくきらびやかなひゃくまんさんにお出迎えしていただけたので、個人的には悔いなしです。
ひゃくまんさんに導かれ……
夜に着いたので、その日はおとなしく休んで翌日に観光です。
ここからはスピードアップのため箇条書きでいきます。
▽石川県立図書館
ここもリンク先を見てもらえれば一目瞭然なのですが、すごい図書館なんです。本好きのための巨大な隠れ家、子供向けコーナーはまるで秘密基地。九州で例えるなら佐賀の武雄市図書館みたいな系統ですね。行ったことないけど。「もう1日中ここにいたい」と思ってしまうくらい魅力的な場所でした。(ぐっとこらえて次に行きましたが、今すぐにでもまた戻りたい気持ちです)
ちなみにミステリー作家さんのらくがき展が行われており、大好きな皆川博子先生のイラストと手書きの文字を拝見することができました。嬉しすぎ。
▽兼六園
金沢といえば兼六園だそうですね! 恥ずかしながら日本の城と庭には全然詳しくなく、不勉強なままとりあえず散歩してきました。散歩と称するにはだいぶ暑かったですが……。
あ、でも金沢涼しかったですよ!めちゃくちゃ照る時はどこでも同じですが、東京や福岡に比べてその時間が短く、近くにコンビニでもあるんか!?というくらい涼しい風すら吹いてくれます。実際はコンビニ少なめですのでご注意ください。あったら入ろう。
すっごい松(もうすっごいとしか言えない)がいっぱいあります。見よう。突如ヤマトタケルノミコトの像が現れます。見よう。撮ろう。でも涼しい時に行こう。
▽金沢21世紀ミュージアム
こちらも金沢のガイドブックに必ず大きく載っている場所ですね。
ユニークな形の楽しい美術館です。私は中学生の頃から好きな奈良美智さんの展示を見るために立ち寄りました。でっかい犬のインスタレーション作品と、女の子の描かれた金の皿が展示のメインでした。金皿の絵が気に入ってポストカードを買いました。ミュージアムショップはこじんまりとしつつもオシャレなものギッシリ満載で、とってもオススメです!
▽鈴木大拙館
金沢の生んだ仏教者、鈴木大拙先生の足跡をたどりつつ、静かに思索にふけることもできるという素晴らしいミュージアム。ただし本当に静寂に包まれるかどうかはその時のお客さんガチャですので、残念な結果の時は修業だと思って坐りましょう。
ちなみに私、大拙先生の著書がなかなか読み終えられません。前提とする知識が足りないんですね~。精進します。
▽妙立寺(忍者寺)
由緒正しいお寺なのにあっちこっちに隠し扉や秘密の通路があったりする、外国人観光客に大人気のお寺さんです。大人拝観料1200円かかりますが、約40分かけて解説付きで案内していただけるので、とても満足感があります。つまり何が言いたいかというと……夏はあまりおススメしません。(でもすごくたくさん扇風機など設置してあって、ご配慮がすごかったので無事生還できました!ありがとうございます!)
▽ひがし茶屋街
金沢といえば、という昔の街並みが残された場所です。
ここでは立ち食い禁止。手前のゾーンで済ませておきましょう。
私は烏骨鶏のソフトクリーム(金箔付き)を食べました(もちろん店内で)。とにかく圧巻なので、金沢を訪れたら是非お立ち寄りになると良いかと思います。ここまでの間に書き忘れていましたが、ほぼすべての観光スポットは周遊バス(どこでも200円)で回れますので、とってもお手軽です。右回り・左回りがあり、乗り放題800円チケットもあります。
最後に所要時間。
朝8:30に駅前のホテルを出て、昼ご飯はすごくゆっくり食べて
ひがし茶屋街で17時を迎えました。
この後またホテルに戻り、汗を流してから知り合いと夕ご飯。
楽しい夜になりました。
福岡、帰るお!!
1日で粗方見たいところを見てしまったので、ほぼやることがなくなった最終日。金沢城方面行ってないけどもう体力的にムリだな、と思って、飛行機の時間まで省エネで楽しむことに。
▽金沢駅で土産物を買う
右を向いても土産コーナー、左を向いても土産コーナー。
それが金沢駅です。ちなみにスタバもいっぱい。
いつものコーヒー飲みながら、買い忘れがないかチェックしましょう。
▽金沢カレー
絶対食べたかったのに食べ損ねていた金沢カレー。
金沢駅のゴーゴーカレーで、店舗限定の『能登豚カレー』をいただきました。トッピングはロースカツで。ごはんが「小~極大」まで選べるのが嬉しいですね。濃厚なのに胃にもたれなくて美味しかったです!
▽周遊バスで金沢一周
行く直前まで知らなかったのですが、実は金沢、駅前が一番栄えているわけではないタイプの街なんだそうです。そう言われてみるとこじんまりしているし、中心地も見てみたくなる。なのに1日目にはなぜか通過すらしていなかったので、最後に眺めてくることに。でも暑いのはイヤなので、前述の周遊バスの中から拝んできました。香林坊。名前がカッコいい。
▽小松空港へはリムジンバスで
東京~金沢3泊4日の旅。ここまで来るとあからさまに疲労が溜まっています。気を付けててもやっぱり夏だし。ということで、駅メモユーザーのくせにJR&路線バスを避けてリムジンバスで小松空港へ向かいました。駅メモユーザーのくせに!リムジンバス、とっても快適でした。1300円なり。
ここで小ネタです。リムジンバスに乗ったら「右の窓際」を選びましょう。途中、日本海が見えます。キラキラと輝いてとても綺麗です。ここに関しては夏に来てよかった。(当然ながら、小松空港⇒金沢駅だと逆側になります)
▽小松空港いろいろ
小松空港に着くと、なんかいっぱいサインがあります。せっかくなので好きな有名人を見つけましょう。私は声優の寺島拓篤さんとサッカー選手の豊田陽平さんを見つけて写真を撮りまくりました。豊田選手は以前私の好きな「サガン鳥栖」というチームで活躍されていたのですが、今は地元・石川の「ツエーゲン金沢」にいらっしゃるのです。私の中で金沢ポイントを大きく押し上げている豊田選手。またいつか生でプレーを観たいです。
小松空港のお土産コーナー。大きくはありませんが、ここでは福井のお土産も買うことができます。金沢駅にはないものもありますので、要チェックですね!私は荷物が張り裂けそうだったので買えませんでした。
▽そして福岡へ……
帰ってきました。
旅は行ってよし、帰ってよしとはよく言ったもの。福岡の空気を吸うとほっとします。福岡の空気と言っても別に常にとんこつラーメンの香りがしたりはしませんから安心してください。
そうそう。今だけかもしれませんが、金沢と福岡では外国人観光客の客層が結構違うな―と思いました。福岡は圧倒的にアジアなので。そんな私も、次の旅行は台湾がいいなーなんて思ってます。台湾グルメ大好きなので。
ではこの辺で。お夕飯の時間なので写真はまた今度。
とても小さな旅だけど、この旅の香りがどこかに届きますように。