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初めて観たドラァグ

今日4月21日は、ジョン・キャメロン・ミッチェルの誕生日です。

映画「ヘドウィッグ・アンド・アングリーインチ」の監督兼主演で抜群の歌唱とパフォーマンスを魅せたジョンキャメロンミッチェルです。

彼は大学で演劇を学び、その後ニューヨークのブロードウェイでさまざまな舞台に立っていきました。
その中で、ミュージシャンのスティーヴン・トラスクとともにオフ・ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンドアングリーインチ」が各方面で高評価だったみたいです。
その後この作品が映画化されてそれも大ヒット。
わたしは王様のブランチでそれをRiricoさんが紹介して初めて知りました。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は自身もゲイでと公表しているジョンキャメロンミッチェルが、スティーヴン・トラスクとステージへ登場させたキャラクターで、その背景は原作も手がけたジョンの生い立を多分に含んでいると感じます。

わたしは「ヘドウィグ」の映画で、初めてドラグクイーンなるものを観たと言えるでしょう。そしてやっぱり最初の印象は「異質」だったと思います。でもその印象の判断はすぐに間違いだったと気づいたんです。

映画の大事なシーンごとにミュージカルなので、タイプごとの歌唱が入っています。
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」というバンドで、ロードムービー調になっていて、自分の生い立ちから今日に至るまでをロックな音楽なんかに乗せて語っていくんです。それが楽曲も歌詞もめちゃくちゃいいんです。。
ミュージカル映画のいいところは、背景が曲に含まれているところ。
その成長と一緒に物語も観れるから終わる頃には当然感情移入してしまいます。

中でも「愛の起源」なんかは劇中のアニメーションも観ていて、泣きそうになるくらい。「シュガーダディ」は出てくる老人たちがみんな可愛いんですねー。
クライマックスに出てくる、マイケル・ピットとのシーンはすごく美しくて・・・
まだ観てなければぜひ、おすすめです。

ジョンキャメロンミッチェルは他にも映画を撮っていて、「ショートバス」は覚えている限りでは、乱行パーティ・・・?みたいな感じでした。
2017年に「パーティで女の子に話しかけるには」ではエルファニング主演で不思議なファンタジーを描いていました。
これもなかなか独特なので、もっと色々撮って欲しいと思います。

日本でも「ヘドウィグ」の舞台版が森山未来さんや丸山隆平さんでやられたりしていました。が・・・わたしはちょっとなぁと言う感じで・・・。
難しいですよ再現できませんって。
オマージュや、モチーフにして、新しいのにしてほしいと思っちゃいました。
好きな人はすみません。

ジョンキャメロンミッチェルは特別注目しているので、今後もまたどんどん出てきてほしいです。

お誕生日おめでとうございます!!

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