教室のカーテンに、巻き付いて遊んでいる奴・・・〜
今日5月9日は、テツandトモの赤いほう、テツさんの誕生日です。
テツandトモの芸は伝統芸能と言って良いぐらい、今では日本のお茶の間に定着しています。
だって「てつあ」まで入れると予測変換で、「テツandトモ」が出るわけですから、しっかり大部分で認識された証です。
凄いです。
彼らを知ったのは遥か昔、NHKのオンエアバトルのチャンピオン大会。
確かその時、ぐっさん(当時はDonDocoDon)とかが出てて、そこにテツandトモも出ていたと思います。
何の気なしに見ていてテツandトモの番で、今有名な「なんでだろう」ではなく、「顔の動きだけで必殺仕事人の音に合わせる」みたいなネタをやってました。
変顔のはしりだったような。
爆笑してしまいました。当時は小学生くらいだった気がします。
それは爆笑でした。
センセーショナルな印象を持ちました。
その何年後かにM1が始まり、2002年大会の決勝にまで進出していたんです。
「なんでだろう」で。
当時のM1は、規定が緩かったんでしょうかなぜか決勝に残っていたのを覚えています。
審査員には当然、「漫才ではない」と言われ、挙句には立川談志師匠に「お前らの来るところじゃねぇ」と言われピリッとしたムードが会場に流れたのを覚えています。
しかし、談志師匠はボーイズといった、楽器とお笑いを組み合わせる芸を好んでいました。
その後すぐにその言葉の意味が、「お前たちの芸は、すで完成されているから、漫才のような場ではなく、相応しい所で沢山客を呼べる芸だよ」と言いたかったみたいです。あとに「褒めてんだぜ俺は」と言ったように、後々談志師匠の落語会に呼ばれたり、一緒にCDも出してるほど親しい間柄になりました。空気は今でもハッキリ覚えています。
大御所を唸らせるほど、完成されている芸。
「なんでだろう」はいつまでもいつまでできるネタとして、凄いロングセラーってことになります。
何十年も変わらない味で、ちゃんと面白いですから。
ずっとジャージだし。
さすがに、体力的なものはしょうがなくなってくるでしょうが、それでもかつての染之助染太郎さんたちのようになることは間違いありません。
お誕生日おめでとうございます。