起業型地域おこし協力隊・選考会
こんにちは。菊原です。
立春を過ぎて、少し暖かくなってきたかと思いきや、今週は再び厳しい冬が舞い戻ってきています。春はまだまだ先ですね。
さて、先の日曜日に起業型の地域おこし協力隊の選考会がありました。
募集いただいた方から、それぞれプレゼンをいただいて、審査員の方々から質疑応答する流れです。
これまでのミッション型の協力隊の選考会とは異なり、審査の目線は本当に本気で事業を立ち上げるつもりがあるかどうか、その覚悟が問われる真剣味あふれる質疑応答のセッションが、非常に印象的でした。
「1年目にすぐに起業をするくらいでないと、4年目から自立は難しいと思いますが、その覚悟はおありですか?」
「事業の目的は何ですか?何を主にやっていきたいのでしょうか?」
「同業他社は、全国でどのくらいあるのでしょうか?」
「販売戦略は?購入する客のイメージを具体的に教えてほしい。」
「初期投資はどれくらいを見込んでいますか?その資金調達はどうするのでしょうか?」
「収支計画を見てみると、ちゃんと食べていけるのかよくわからない。どう考えているのでしょうか?」
「想定がうまくいかなかった場合は、どうするつもりですか?」
などなど、厳しい質問が矢継ぎ早に飛んできて、事務局の一員として入っていた私もドキドキしながら、質疑応答のセッションを見守っていました。
無事合格された方は、これから移住に向けた準備を進めていただき、4月から、起業に向けた取り組みを進めていただくことになります。
これから、曽爾村という舞台で紆余曲折あふれる起業ストーリーがどのように紡ぎだされていくのか、いまから心が躍ります。