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クラブ選手権を終えて〜GMの独り言〜

FC SONHO 川西の第29回全国クラブサッカー選手権大会が終わりました。
結果は、兵庫県大会を優勝。関西大会は準優勝。
全国大会へと駒を進めることは出来ませんでした。

まずは応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
大会期間中、本当にたくさんの方からの応援のコメントをいただきました。
クラブとしてあれだけ多くの方から応援していただけた、期待していただけたというのは何よりも幸せです。
だからこそ、その期待に応えたかった。

この文章を書いているのが敗戦の翌日なので、まだ悔しさに整理がついていません。結果として、SONHOが勝利に値しなかったというのが本当に悔しい。

けれども、クラブとして前に進んでいかねばなりません。
下を向いている場合ではないですよね。

僕が、クラブのGMとして今何を考えているのか?
心中にある言葉を少しずつ引っ張り出して、文章にしようと思います。
包み隠さず、素直に言葉にさせていただくのでどうかお付き合いください。

敗北という結果と心境について

負けた瞬間、真っ先に浮かんだのがサポーターと川西市の街の皆様の顔でした

自分でも驚きました。今シーズン初敗北時(天皇杯予選 vs CRESCENT)に負けた時には、天皇杯に出られない悔しさや敗北のショックが胸を占めていたので。

「あれだけ応援してくださった皆様の期待に応えられなかったんだ。」
「共に優勝の喜びを分かち合うことが出来ないんだ。」
という悔しさと申し訳なさが真っ先に浮かびました。

もちろん負けたことは堪らなく悔しいんですが、それと同等の感情として、クラブ運営者としての嬉しさもありました。
川西市を背負っている、と言ってはおこがましいかもしれませんが…
サポーターと街の方々の想いを一身に背負っている
という感覚が自分達の中にあったことに気付けたことへの嬉しさです。

だって、昨シーズンは数名のサポーターと共に戦ってましたから。
だって、つい最近までSONHOは川西市の方々に認知されてなかったんですから。

そんな僕らの試合、淡路島なんて遠方までたくさんの方が応援に駆けつけてくださりました。
SONHOのサポーターは、今大会間違いなく関西一でした。
ホームタウンやコミュニティの盛り上がりは、間違いなく関西一でした。

応援してくださる皆様はSONHOの誇りで、最高の味方だと再認識させていただいた今大会でした。

競技的側面から見たクラブの現在地

今大会で、FCSONHO川西というクラブの現在地が明らかになったと感じています。
それは競技的側面、実業的側面共にです。

競技的側面で言うと、関西で2位になったという結果が残りました。
関西で優勝出来ませんでした。
でも、関西で2位にはなれました。

これまでSONHOは、カップ戦での結果とは無縁なクラブでした。
クラブ選手権や天皇杯予選でなかなか結果を出せない時期が続きました。

そんな中、兵庫県大会で優勝出来たということ、関西大会で準優勝出来たということ。
これはクラブにとって大きな自信に繋がりました。
上のステージでも戦えることを、選手達が証明してくれました。
今回の大会で得られた「進歩」と「成果」です。

しかし、準優勝と優勝は勝負の世界では雲泥の差です。
最後まで勝ち続けたクラブと、最後に勝ちきれなかったクラブ。
この違いは何なのか?ということをクラブとして徹底的に因数分解する必要があります。

僕らには、夏場の連戦を最後まで勝ち切るだけの「フィジカルレベル」や「戦術」、「選手層」がありませんでした。
これらは当然、試合当日にどうにかすることではありません。日々の積み重ねによるものです。

God is in the details.(神は細部に宿る)
という言葉があります。
勝負に勝つために、日々どれだけ拘れているか?徹底しているか?
それを試されるのがピッチの中だと思っています。

ここに徹底的に向き合い、勝てるクラブにしていくこと。
たくさんの方々の想いに応えられるクラブにしていくということ。
現在足りないことは今大会でハッキリしました。
今回の結果が、今のSONHOの「現在地」です。

実業的側面から見たクラブの現在地

ピッチ外の部分で、残った結果ってなんでしょう。
先述したように、「これまでのサポーターだけでなくたくさんの街の方から応援いただけた」というのは一つの結果だったと受け止めています。

まだまだ未熟なクラブですが、地域貢献を掲げて進んでいく「地域密着型サッカークラブ」としての確かな一歩を感じました。

正直、想像していなかったんですよ。これだけの反響。
こんなにたくさんの方々から注目いただけるなんて思いもしていませんでした。

なので今回のクラブ選手権を実業的な目線から考えると、これまでのSONHOと違った成長が見られたなと。
フットボールは、SONHOは必ず川西市の新しいスポーツエンタメになる。
絶対にフットボールを通じて川西市を盛り上げることは出来る。

信じ続けたその想いは間違っていないと、改めて確信しました。

SONHOの今後

さぁ、これからは改めて前を向いて進んで行かねばなりません。
というのも、この9月はクラブとして大忙しです。

  • 毎週開催予定の「北摂トップリーグのリーグ戦

  • かわにし夢コイン」の導入店舗様へのご挨拶&リリース

  • 10月2日の「川西能勢口ジャック」の最終準備

  • FCSONHO川西公式テーマソング「ONE〜英雄の行進曲〜」のPV撮影

  • FiNANCiE」で行った2次ファンディングの返礼

  • FiNANCiE」でのNFT・リワード・3次ファンディングの準備

などなど。
考えるだけで鳥肌が立つほど盛り沢山です。
敗北を引きずる暇は微塵もありません。

様々な媒体で情報発信や施策を行なっているため、情報を取ることに苦労される方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが…
是非チェックしててくださいね。

今回の悔しさは、絶対に次に繋げます。
応援してくださる皆様と最高の景色を見られるよう、本気で日々過ごします。
乞うご期待!

追記

本日、川西市役所の各課の課長やタウンマネージャーさん、事業者の方や能勢電鉄さんとお会いしてきましたが…
たくさんの「準優勝おめでとう」のお言葉をいただきました。

どうやら、上記以上に様々な事が川西で動いていきそうです。
皆さんの想像を超えていきます。楽しみにしててくださいね!

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