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ゆこたか雑記帖
2022年2月2日 21:06
題名は「ブラウン管」にかけたもの…と書いてパッとわかる人は若い人には少ないでしょう。かつてテレビの画面に使用されていた部品で、「ブラウン管」といえば「テレビ」とイコールとなるほど知られていたものです。本書は24歳から37歳までの13年間をテレビ、ラジオの仕事に捧げていた井上ひさしが当時について振り返ったエッセイです。当時を振り返ったといっても、そこは凝り性の井上のこと、言葉遊びはふんだんに、回