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ゆこたか雑記帖
2020年10月13日 17:54
映画化もされた「蜘蛛女のキス」が有名なアルゼンチンの作家、マニュエル・プイグの2作目となる長編小説。発端は、ブエノスアイレスの月刊誌にフアン・カルロス・エッチェバーレという男性が29歳の若さで結核により亡くなったという記事が掲載されたことでした。その記事を読んだネリダ・フェルナンデス・デ・マッサという、現在は人妻となっている女性が、フアンの母に手紙を送ります。ネリダとフアンは10年前恋仲だったの