カラオケ大会で優勝した生徒の話
こんにちは！高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。
今日はカラオケ大会に挑戦された生徒さんについてです。カラオケ大会に興味がある方はぜひご覧ください。
カラオケ大会に向けたレッスン
Mさんは開業当初からレッスンを受けてくださっている生徒さんで、今年は積極的に沢山の舞台に出場されていましたが、カラオケ大会は初の挑戦です。
レッスンでは大会規定に沿って「JOYSOUND分析採点AI」での練習を行いました。初回は点数が下がってしまう原因や点数アップのための基礎練習などをお伝えし、短い準備期間で効率よく練習できるよう、見本音源などもお送りしました。２回目は大会の前日だったので最終調整をしつつ、当日のウォーミングアップをお伝えしたり、オープンカウンター席を使って本番のイメージトレーニングをしました。
そして本番当日。無事に予選通過の連絡をいただき、決勝の結果をドキドキで待っていると…。
カラオケ大会についての発見と学び
レッスンをするまではカラオケの得点を上げるということに対して、何となく生徒さんを杓子定規に当てはめるような気がしていました。正しい音程やリズムなど決まった範囲の中で”良い声で歌う”という固定概念があったのです。ですが実際にレッスンをしてみると、音程やリズムだけを合わせても得点は上がらず、むしろ楽しく伸び伸びと歌った時の方が得点が上がるようになっていました。採点技術の進歩によって、より人間の感性に合うようになったそうです。
採点に対して特別何かをするというより、生徒さんの声をそのまま強化することに取り組めばいいという事が分かりました。
生徒さんの成長に涙
カラオケ大会で優勝できた事はもちろん嬉しかったのですが、何より嬉しかったのは、Mさんが勝つこととか上手く歌おうとする事などを超えて私に向けて歌ってくださったという所。（書いている最中もうるうる来ます…）
練習を頑張ってきた自分を信じ、自分を信じてくれる人を信じているからこそ最高のパフォーマンスができる。それをMさんが自分の力で経験できたことがとても良かったと思います。
これからも生徒の一人一人が自らの力で自信をつけていく姿を応援し続けたいです。
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