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歌っている時の感覚について注意すること

こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。

今回は発声している時の感覚について、思っていることを書いていこうと思います!

皆さんはこんな事ありますか?
・前回はうまく歌えたのに今日はうまく歌えない
・先生の言っている感覚でやろうとするとうまくいかない
・うまくいっている時の感覚がよく分からない

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これに当てはまる方は「声を感じる事」ことをお勧めします。
声を感じるってどういう事?と思われた方は、こんなイメージをしてみてください。

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あなたが出したい声はどんな色をしているでしょうか。
黄色い声、赤い声、青い声、ピンク色の声でしょうか?

その声はどんなイメージに聴こえるでしょうか?
元気な感じ、パワフルな感じ、かっこいい感じ、可愛い感じ?

その声を出している人の顔や体はどのように動いているでしょうか?
目は見開いている、喉仏は上がっている、首は上に向いているなど…できるだけ多く特徴を探してみましょう。

このようになるべく多くの情報を集める事で、出したい声に必要なものが見つかりやすくなります。


声のイメージに合わせる事でうまく歌えるようになった方は、「感覚的」に習得するとうまくいく方です。
声の触覚を感じる事でうまく歌えるようになった方は「体感的」に習得するとうまくいきます。

そしてこれが一番重要なのですが、そのイメージや触覚は自分自身で理解している方がいいです

ボイストレーナーは過去の受講者に効果があった方法をお伝えすることがあります。例えば「いい声を出してみよう」「男の人っぽい声を出してみて」「喉仏を下に下げよう」「深く深呼吸してみて」「胸に声を響かせられる?」などですが、全て同じ声を出すための方法です。この方法を試してみると女性ならば宝塚歌劇団の男役、男性なら福山雅治さんのような深い声になることが多いです。

ですがどの方法が一番しっくり来るかは人それぞれで違いますし、一度感覚を掴めてもまた分からなくなることがあるかもしれません。それが喉という見えにくい場所を操る難しさだと思います。

でも掴んだ感覚を大切にして練習を続ける事で、目指している声にどんどん近づけるようになります。そのためのヒントはこれからもここに書いていきますね!

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