発声練習で何をどのくらいやるかは超重要
こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。
2月も終わり、梅の花がちらほら見えるようになってきました。梅は見た目も匂いも好きで、日々花が増える様子を見ながら散歩するのがとても幸せです。
さて、今日は初心者レッスンでよく聞く「どんな練習を何回やればいいでしょう?」という質問について考えていきます。
生徒が最初にぶつかる悩み
レッスンで生徒が最初にぶつかる悩みとして「何の練習をどのくらいやれば良いか分からない」という事があります。私も新しい事に挑戦するときは同じように悩みます。いざ練習方法が分かっても、練習頻度やレベルの設定で失敗することもしばしば。完璧主義になりすぎて疲れてしまったり、簡単な反復練習に飽きてしまったりなど数多くの失敗をしてきました。
「何の練習をどのくらいやればいいのか」という質問は簡単なようでとても難しい質問です。今の現状と目標に合った練習をやる必要がありますし、生徒のモチベーション維持も必要です。
ボイストレーニングで独学が難しいと言われる理由は「何の練習をやるか」を初心者が決めるのが難しく、やってはいけない事をやってしまう頻度が高いことや、一人でモチベーションが続きにくいことが大きな要素ではないでしょうか。
練習回数よりも質が大事
「どのくらいやるか」という問題にも意外と落とし穴が多いです。
現状の課題を解決するために必要な回数を重ねるという言葉でまとめるとシンプルなのですが、現状の課題を正しく判断できなければ、練習回数が無駄になってしまいます。安易に回数だけを目標にしてしまうと、本来の目標を忘れやすく、練習の効果も得られません。そのため最初の段階では質を上げることを目標にし、回数は質を担保できるまでに設定するのをおすすめします。
練習の質を上げる方法については下記の記事がおすすめです。有料ですが、気になった方はぜひご覧下さい。
まとめ
何の練習をやるかは今の現状と目標に合ったもの
何回やるかは質を担保できるだけ
練習方法の選定と質のミスマッチがあると目標達成が遠のいてしまう
独学でつまずいている方は、ボイストレーニングを受けると目標達成のスピードが上がるのでおすすめです。どんな目標があって、今どんな現状なのか、今までどんな練習をやってきたのかなどの情報や音声があると、より意思疎通が図りやすくなりますよ。
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