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若年層のカラオケ需要

カラオケの歴史やニーズの多様化ついて調べるうちにどんどん気になってきて、とうとうこんな所まで来てしまった。

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新祝園と書いてシンホウソノと読むらしいこの場所には、国立国会図書館関西館という大きな図書館がある。

読みたいことを、書けばいい。という本の著者であるWebライターの田中泰延さんが、文中に紹介されていた一次情報を調べるならココ!という場所のひとつ。

図書館なんてどこも同じだろう?と思ったあなた、びっくりしないでね。

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外観からして想像以上の広さ。まるで21世紀美術館のような近代的建築。館内は撮影不可のため雰囲気しかお伝えできないのだが、平成30年度の統計としては東京本館,関西館,国際子ども図書館を合わせて4418万7016点に及ぶ図書や文献,映像資料などが取り揃えてあり、一日中居られるレベル。

その中から早速カラオケに関連する資料を探していくのだが,,,

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「カラオケ」と調べるだけでも34,160件もの資料数。さすがに図書館じゃ、この数は出ないでしょう。テンション上がるなぁ!

その中でも特にカラオケの歴史やカラオケ文化に関連しそうな本を抜粋して閲覧してみた。

面白いと感じたのは、年代が若くなるにつれてカラオケのニーズがより安心できる身内間での「ゲーム」としての楽しみ習い事の自主練の場所に変わってきているという指摘。(カラオケ進化論~カラオケはなぜ流行り続けるのか~  前川洋一郎 2009

確かに40代の受講者さんはよく会社の付き合いでカラオケに行くって言ってたけど、20代の子からはほとんど聞かないな〜。

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(受講者さん同士のカラオケ会の様子。20代から50代までが集まった)

カラオケの歴史を調べるうちに、歌を発表する場所の変化にも気付く。
例えばローカルコミュニティの「のど自慢」からのソーシャルコミュニティの「カラオケ大会」への変化など。
のど自慢もカラオケ大会もどちらも人気ではあるが、参加者のモチベーションや評価基準などを比べるとかなり違うように感じる。

今もなお移り変わるカラオケユーザーの需要に対して、私に出来ることは何だろう。引き続き考えていこうと思う。

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