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2019年アメリカ解剖実習について

こんにちは。安田結衣です。

一部の方々にはお伝えしておりましたが
来年春、私はアメリカコロラド州ボルダーで行われる人体解剖のクラスに5日間参加します。

神戸で音楽家のための解剖学を教えられているMergeLaboの山本篤先生にお誘いいただき、今年4月に決意を決め、身体の学びを初めてから今で約7か月間。参加の日まであと4か月強となりました。

当日は生前の御篤志でご献体くださるご遺体に自らメスを入れ、本やネットでは決して得ることができないような有り難い学びをさせていただきます。


私が解剖学を学ぶことを決めたのは、ボイストレーナーという職業は人の体を扱う職業だからです。
ボイストレーナーとして生徒さんに科学的根拠のある指導が出来ているか
全国のボイストレーナーの水準は残念ながらそこまで上がっていません。そして解剖学を学ぶ以前の私も「頭の上に響かせて」「お腹から声を出して」などのイメージワードのみでしか伝えられず、きちんと身体の事を学ぶことを怠っていました。本当に恥ずかしいことだと思います。

そんな自分を変えたくて、本気で勉強しようと取り組むうちに
「自分は身体を使って演奏しているのに、自分事として考えてなかったんだなあ」と思いました。

今で解剖学を19回ほど様々なセミナーなどで学んできてつくづく実感するのが、歌は全身を使っているということ
今まで歌に必要なのは喉やお腹だけだと思ってたけど、全然違う。全身の骨、筋肉、靭帯、皮膚までも歌に繋がっているんです。

来年春、ホンモノの動きや質感、全身のつながりをこの目でしっかり見て触ろうと思います。



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