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【2022オールカマー予想】そねみのラップタイム分析【無料】

そねみ

こんにちは、そねみです。
今回はオールカマーのラップタイム分析をしていきたいと思います。
多くの馬が秋のG1に向けた始動戦。また1着馬には天皇賞 (秋) への優先出走権が与えられます。馬券購入者としてもしっかり当てて秋のG1シーズンに向けて弾みをつけたいですね！🎯

先週は同コースで行われたセントライト記念が◎→○の本線決着！
今週もご期待ください😊


出走予定馬

  1. ロバートソンキー

  2. ジェラルディーナ

  3. ウインキートス

  4. ソーヴァリアント

  5. ヴェルトライゼンデ

  6. クリスタルブラック

  7. アドマイヤアルバ

  8. デアリングタクト

  9. クレッシェンドラヴ

  10. テーオーロイヤル

  11. キングオブドラゴン

  12. フライライクバード

  13. バビット

※枠順に記載


コース解説

オールカマーは中山芝2200m外回りで行われます。近い距離の中山芝2000mは内回りなので、コース適性を考える際には注意が必要です。
直線の坂下をスタートして外回りコースを1周します。距離に加えて高低差もかなりあるのでタフさが求められるコースと言えるでしょう。また中山外回りはおにぎり型で曲線部分が多く、道中外回しはかなりのロスにつながります。また初角途中を最高点として最終直線の急坂までずっと下り続けることになるため、早めからのロングスパート勝負となりこちらもタフさが求められる展開につながります。

最後の直線は310mと短いです。基本的には4角先団が有利ですが、馬場状態や馬群のコース取りによっては差しが決まる可能性もあります。午後の芝のレースで各ジョッキーが馬場のどのあたりを通しているかをしっかり確認しておきたいですね。


推定ラップ

中山で行われた近10年のラップは以下の通り。

10年中6年が後傾ラップになっています。向正面まで比較的ゆったりと流れ、そこからのロングスパート勝負になります。展開によってはラスト2F目ではなくラスト3F目が最速ラップになるケースもあります。

ラップパターンは3つに分類できますが、ほとんどの年が中山外回りらしく向正面からペースが上がり続ける超ロングスパート勝負です。今年もこのパターンのラップを元に推定ラップを算出しました。

ということで今回の推定ラップはこちら。13頭立てと少頭数ですし、比較的前半スローからの後傾ラップを想定しています。平均的なラップと考えてよいでしょう。

12.6 - 11.0 - 12.6 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11. - 11.5 - 11.9
2:11.8 (36.1-34.9 / 61.0-58.7)


高指数レース

分析対象レースのうち、偏差SDの上位5位までをピックアップします。今回は長期休養を経験した馬が多いので、集計対象は全期間としました。

＜分析対象レース＞
・出走馬が勝利した3勝クラス以上のレース
・出走馬が勝ち馬と0.3秒差以内に好走したOPクラス以上のレース


第1位

21オールカマー　（偏差SD=12.5）　中山芝2200m
2着ウインキートス (0.3秒差)、8着アドマイヤアルバ (0.7秒差)


第2位

22鳴尾記念　（偏差SD=21.9）　中京芝2000m
1着ヴェルトライゼンデ、2着ジェラルディーナ (0.1秒差)、5着キングオブドラゴン (0.3秒差)


第3位

20京成杯　（偏差SD=26.7）　中山芝2000m
1着クリスタルブラック、5着キングオブドラゴン (0.7秒差)


第4位

21尼崎S　（偏差SD=27.5）　阪神芝2400m
1着テーオーロイヤル


第5位

19ホープフルS　（偏差SD=29.8）　中山芝2000m
2着ヴェルトライゼンデ (0.2秒差)


推奨馬

ラップ分析を踏まえた推奨馬3頭（◎→○→▲の順）と穴馬1頭（☆）を挙げたいと思います。

◎5ヴェルトライゼンデ
屈腱炎によって1年5ヶ月の長期休養を余儀なくされた馬ですが、復帰戦となった前走の鳴尾記念を快勝。そのレースが指数2位にランクインしました。もともとダービーでコントレイルの3着など世代でも実力上位の馬。夏はしっかり休養に充てて秋の始動戦。秋G1に万全で臨むためにもここは結果が欲しい一戦でしょう。
位置取りにやや不安のある馬ですが、中山2200mはテンのラップがあまり早くならない傾向にあります。13頭立てですし中団くらいから競馬ができればしっかり差し届いてくれるのではないでしょうか。血統的にも33秒台の上りが求められないコース形態は合うと思います。


○3ウインキートス
指数1位だった昨年のオールカマーの2着馬です。昨年は内枠を生かしての好走で、今回も内枠を取れたのは大きいと思います。前走は松岡Jとのコンビで目黒記念2着。目黒記念は2年連続で馬券内に好走しており、適性の高いレースで好走を繰り返すタイプ。オールカマーも2年連続の好走が期待できるでしょう。正直G1では足りない馬で、ここへの勝負度合いはそれなりに高いのではないでしょうか。
前々走の日経賞では出遅れて最後方からの競馬で大敗しています。内枠だけに出遅れは致命的。うまく前につける競馬が好走への必須条件だと思います。


▲2ジェラルディーナ
OP入り後の成績は0-1-1-3ですが、馬券外の3回中2回が4着、1回が6着。キャリア14戦中13戦で上がり3位以内の末脚を使っており、位置取り後方ながらも最後は堅実に伸びてくる馬です。
エンジンのかかりが遅いタイプで内枠は割引ですが、馬群が4角で内を避けて通るようならイン付きで一発あるのではないかと思います。鞍上の横山武史Jはテン乗りですが、昨年はウインマリリンで内枠を生かしての勝利。そもそも中山の中距離戦で内枠に入った際の好走率が高いジョッキーです。
母ジェンティルドンナの良血で期待されながらもここまで重賞では未勝利。そろそろ輝きを見せてほしいですね！


☆11キングオブドラゴン
1勝クラス通過に時間がかかった馬ですが、2, 3勝クラスは各2戦ずつで突破。OP入り後は重賞で6, 5着と差のない競馬ができています。1勝クラス突破からの好走の要因は逃げる競馬が板についたことでしょう。
今回は他の逃げ候補だったバビットが大外枠に入りました。休み明けかつ鞍上が横山典弘Jであることを考えれば、スタート次第では無理させない可能性のほうが高いと思います。そうなるとこの馬の単騎逃げに期待が持てますね。
人気薄の好走が少ないレースですが、展開次第で位置取りを生かした粘り込みが期待できる1頭です。


まとめ

今回はオールカマーのラップ分析をお届けしました。
今週末も台風が関東圏を直撃するようで、直前まで馬場状態は読めないと思います。当日の傾向や騎手のコース取りをしっかり見て最終的な買い目を決めていきたいと思います。

そねみの最終的な印と買い目はTwitterで公開します。
またTwitterでは予想した重賞レースの実際のラップを可視化して回顧を行っています。よかったらフォローお願いします！


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