【2022毎日王冠予想】そねみのラップタイム分析【無料】
こんにちは、そねみです。
今回は毎日王冠のラップタイム分析記事をお届けします。
出走予定馬
レッドベルオーブ
ノースブリッジ
サリオス
ダノンザキッド
レイパパレ
ポタジェ
キングストンボーイ
キングオブコージ
ジャスティンカフェ
ハッピーアワー
※枠順に記載
推定ラップ
過去10年のラップは以下の通り。
10年中7年が後傾ラップになっています。東京芝1800mは2角付近の引き込み線からスタートし,すぐに向正面に向けてカーブを切ります。2000mほどではありませんが、1600mと比べると向正面のペースが落ち着きやすいです。基本的にはラスト3Fの末脚勝負と考えてよいでしょう。
今回展開のカギを握るのは前走の小倉日経OPで逃げて勝ちきったレッドベルオーブです。レース映像を見ていただくとわかるのですが、かなり抑えが聞かない様子で後続を引き離して逃げており、当日の気性次第では今回も同様の競馬になる可能性があります。最内枠に入ったのでスタートから出していかなければいけない点も掛かりに拍車をかけるような気がします。
ただし少頭数ですし、陣営からは道中抑えるようなコメントが出ていますから、逃げるにしてもある程度ペースは落ち着くのではないかと思います。
その点を踏まえて、今回の推定ラップはこちら。
高指数レース
分析対象レースのうち、偏差SDの上位5位までをピックアップします。今回は出走頭数が少ないので、集計対象は全期間としました。
<分析対象レース>
・出走馬が勝利した3勝クラス以上のレース
・出走馬が勝ち馬と0.3秒差以内に好走したOPクラス以上のレース
第1位
20大原S (偏差SD=16.3) 京都芝1800m
1着レイパパレ
第2位
21毎日王冠 (偏差SD=16.7) 東京芝1800m
3着ポタジェ(0.2差)
第3位
22湘南S (偏差SD=20.9) 東京芝1600m
1着ジャスティンカフェ
第4位(同率)
21マイルCS (偏差SD=25.2) 阪神芝1600m
3着ダノンザキッド(0.2差)、6着サリオス(0.5差)
第4位(同率)
22アメジストS (偏差SD=25.2) 東京芝2000m
1着ノースブリッジ
推奨馬
ラップ分析を踏まえた推奨馬3頭(◎→○→▲の順)と穴馬1頭(☆)を挙げたいと思います。
◎6ポタジェ
昨年のこのレースで3着に好走。もともと相手なりに走るタイプで掲示板外に敗れたのは昨年の天皇賞(秋)6着と前走の宝塚記念11着のみ。この2レースと比べると今回は相手が薄くなるのは間違いなく、昨年と同じだけ走れれば十分馬券圏内だと思います。スローからの瞬発力勝負よりは早めに追いかけて長く足を使うほうが向くタイプなので、レッドベルオーブ、ノースブリッジ、レイパパレと先行馬が揃っているのはプラス。これらの馬を見るような形から早めに仕掛けることができるのが理想。
今年の大阪杯を勝利したため今回は昨年から2kg増の58kgを背負う点は懸念材料です。掲示板外に敗れた2戦はいずれも58kgを背負ったレース。ここがメイチではないでしょうし、斤量負けするタイプだと思わぬ凡走もあるかもしれません。
○4ダノンザキッド
この馬が3着に好走した昨年のマイルCSが指数4位(同率)でした。1800mへの補正後のラップですが、このレースのラップははラスト3Fまで今回の推定ラップとほぼ同じで、ラスト2F目以降はさらに早いラップを刻んでいます。したがって、この時だけ走れば十分に勝ち負けになるでしょう。この馬もスローからの末脚勝負だと切れ負けするか差し切れないタイプなので、ある程度早めからレースが動く展開のほうが向くと思います。
前走の関屋記念3着で賞金を加算できなかったことからここに出走してきたような感じがします。この後秋に少なくとも1戦は使うでしょうし、もともと予定になかったローテーションと考えると仕上がりに疑問が残る部分はあります。またこの馬は左回りだと手前替えが上手くできないので、できれば右回りで狙いたいですね。ここは見送って、マイルCSで人気が落ちたところを狙うのが得策かもしれません。
▲5レイパパレ
この馬の勝利した大原Sが指数1位でした。後半のラップが今回の推定ラップよりも遅くなっているので過大評価はできませんが、その時よりも馬は強くなっていますからね。適性は高いと思います。1800mでの勝利経験があるのは良いですね。昨秋は3戦連続で馬券外に敗れましたが今年に入って復調。前走のヴィクトリアマイルこそ大敗を喫しましたが、状態さえ整っていれば地力は上位の馬でしょう。
上記の2頭と同様に、もしくはそれ以上に、スローからの瞬発力勝負になると分が悪い馬です。直線で早めに先頭に立ってどれだけ粘れるかという競馬になると思います。前目で運べる安定感はありますが、その分後続の目標になってしまうリスクもあります。またここは明らかに叩きでしょうから、状態面で高い評価はできません。関東圏で一度も馬券になっていないのも気になりますね。
☆9ジャスティンカフェ
この馬が勝利した3勝クラスの湘南Sのラップが優秀です。近走は横山典弘Jで後方からの競馬が続いており、前走は最後方から上がり最速の末脚を使うも勝ち馬と0.1差の4着と届かず。馬場の悪い内を通さざるを得なかったことを考えれば力は示したと言えるでしょう。今回福永Jに手が戻ることで、ある程度前目で競馬できれば面白い存在だと思います。休み明け初戦で状態面は気がかりですが、狙ってみたい1頭です。
まとめ
今回は毎日王冠のラップ分析をお届けしました。
金土の雨次第ですが、開幕週で前有利の高速馬場が想定されます。少頭数である程度ペースも落ち着くことを考えると、前目で競馬できる馬を狙ってみたいですね。
とはいえ昨年のシュネルマイスターのように最後方からの追込一気が決まらないわけではありません。当日の傾向や各馬の状態を加味して最終的には買い目を決めたいと思います。
そねみの最終的な印と買い目はTwitterで公開します。
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