【2022関屋記念予想】そねみのラップタイム分析【無料】
こんにちは、そねみです。
今回は関屋記念のラップタイム分析をしていきたいと思います。
出走予定馬
イルーシヴパンサー
エアファンディタ
ゴールデンシロップ
ザダル
リアアメリア
シュリ
スカイグルーヴ
ダノンザキッド
エンデュミオン
ワールドバローズ
ディヴィーナ
ウインカーネリアン
レッドライデン
ピースワンパラディ
※枠順に記載
※別定戦(牡56.0/牝54.0)で、最重斤量はザダルの58.0kgです
コース解説
関屋記念は新潟芝1600m外回りで行われます。
スタートから3角突入までが600m弱、最後の直線は約658mと直線部分が非常に長いワンターンコースになります。
基本的には落ち着いたペースで流れて直線に入ってからのスパート勝負になりますので、瞬発的な加速に対応する力やスピードの絶対値が求められるコースです。直線が長いので差しが決まるイメージがありますが、スタート後の直線が長く先行馬もスムーズに位置取りを確保して足が溜められるため、よほど馬場が荒れていない限りは前有利と考えておいたほうが良いです。
また新潟競馬場は平坦コースというイメージがありますが、実際には3角入口にかけての向正面後半が上り坂、そこから直線の半ばまでが下り坂になっています。この点も先行馬に有利に働く要因の一つだと思います。
ラップは全体的に高速ですが、特にスタート後2F目とラスト2F目のラップがその前後と比べて早い点に注目したいです。
推定ラップ
スタート後位置を取っていきそうなウインカーネリアンとレッドライデンがどちらも外枠に入りました。特にレッドライデンは是が非でも逃げたいでしょうから、スタートからある程度追っていくと思います。タイプ的には後続を引き離して逃げる馬で、前半からある程度流れるレース展開になると予想します。
新潟は最後の直線が長いので後傾ラップになるというイメージが強いですが、芝1600mはスタート後の直線が長く前半のラップも早くなるのでイメージほど後傾ではないです。実際、推定ラップは前後半イーブンです。
このラップに基づいて過去のレースのラップ適性を分析していきます。
高指数レース
分析対象レースのうち、偏差SDの上位5位までをピックアップします。
分析対象は2021年1月以降のレースです(※)。
<分析対象レース>
・出走馬が勝利した3勝クラス以上のレース
・出走馬が勝ち馬と0.3秒差以内に好走したOPクラス以上のレース
※ピースワンパラディとリアアメリアは分析対象レースが少ないためさらに遡って分析しています。
第1位
2022年米子S (偏差SD=25.0) 阪神芝1600m
1着ウインカーネリアン、5着エアファンディタ(0.4秒差)
第2位
2022年京都牝馬S (偏差SD=27.8) 阪神芝1400m
2着スカイグルーヴ(0.1秒差)
第3位
2020年キャピタルS (偏差SD=28.0) 東京芝1600m
1着ピースワンパラディ
第4位
2021年京都金杯 (偏差SD=29.1) 中京芝1600m
2着ピースワンパラディ(0.1秒差)、5着シュリ(0.3秒差)
第5位
2021年幕張S (偏差SD=29.8) 中山芝1600m
1着ウインカーネリアン
推奨馬
ラップ分析を踏まえた推奨馬3頭(◎→○→▲の順)と穴馬1頭(☆)を挙げたいと思います。
今回は推奨馬の中に穴馬が含まれているので、計3頭の推奨になります。
◎12ウインカーネリアン
安定して先行できる高指数馬で、現在リステッドのマイル戦で連勝中です。2走前は同コースの谷川岳Sで勝利しており、舞台適性は申し分ありません。もう少し内目の枠が取れると理想でしたが、内に抵抗する馬もいないでしょうからスッと番手につける競馬ができるのではないかと思います。すぐ外のレッドライデンが出していくのでかぶされる形になって位置を下げてしまうとよくないですが、スタート後3角までは余裕がありますから十分リカバリーできると思います。
ラスト300mあたりで抜け出す競馬が理想です。あまり早く先頭に立ってしまうと後続の標的になってしまう恐れがあるので、ギリギリまで追い出しを我慢できるとよいと思います。
鞍上の三浦Jとは何度もコンビを組んでいる点も信頼できます。ここは頭まで期待したいですね!
○7スカイグルーヴ
OP入りしてからの2戦はいずれも1400mの重賞で2着と結果を残しています。
元々気性難から距離を縮めていった馬です。道中の流れが速くなる新潟マイルなら問題なく折り合えるのではないかと思います。東京しか経験がありませんが左回りは2-2-0-2と上々。ルメールJの継続騎乗も心強いです。
高速決着に対応できる末脚の速さを持っている馬です。位置取り次第では突き抜けて勝利してもおかしくありません。
▲☆14ピースワンパラディ
1年7か月ぶりの出走になります。長期休み明けで、追切を見ても一度たたいてからのほうがよさそうな感じではありますが、ラップ適性の高さは無視できません。
キャリア13戦すべて左回りに出走している左回り巧者です。この馬も前目から早い末脚が使える馬なので、状態次第では一発があってもおかしくないと思います。大外枠を引いたことで包まれるリスクがなくなったのはプラス材料です。
休養前はリステッドとG3に計5戦出走して1-2-0-2。前走は京都金杯で2着に好走している馬です。この人気なら狙ってみたいですね!
まとめ
今回は関屋記念のラップ分析をお届けしました。
コース紹介で書いたように基本は前有利です。今回は強烈な差し馬が揃っておりそちらに意識が向きがちですが、こういう時こそ前目で運んだ人気薄が穴をあける可能性があります。
そねみの最終的な印と買い目はTwitterで公開します。
またTwitterでは予想した重賞レースの実際のラップを可視化して回顧を行っています。よかったらフォローお願いします!