【2022アルゼンチン共和国杯予想】そねみのラップタイム分析【無料】
こんにちは、そねみです。今回はアルゼンチン共和国杯のラップ分析をお送りします。東京芝2500mという特殊な条件で開催されるレースですが、毎年ここからジャパンCに向かう馬や冬の超長距離戦線に向かう馬がおり、目の離せないレースです。またハンデ戦ですので、展開や位置取り、ラップ適性などがプラスに働く馬を素直に信頼したいですね。
穴馬もしっかり推奨していますので参考になったという方は「スキ!」お願いします😊それでは始めましょう!
出走予定馬
キングオブドラゴン(牡5、54.0)
プレシャスブルー(牡8、54.0)
ユーキャンスマイル(牡7、57.0)
コトブキテティス(牝5、51.0)
テーオーロイヤル(牡4、57.5)
キラーアビリティ(牡3、55.0)
ブレークアップ(牡4、54.0)
カントル(牡6、54.0)
ディアマンミノル(牡5、55.0)
ダンディズム(セ6、54.0)
ラストドラフト(牡6、56.0)
マイネルファンロン(牡7、56.0)
レインカルナティオ(牡5、54.0)
アフリカンゴールド(セ7、57.0)
レッドサイオン(セ6、53.0)
ヒートオンビート(牡5、57.0)
ハーツイストワール(牡6、55.0)
ボスジラ(牡6、56.5)
※枠順に記載。括弧内は性別、馬齢、ハンデ。
推定ラップ
過去10年のアルゼンチン共和国杯のラップは下図の通り。
基本的にはスローからの末脚勝負になるレースです。今年も大きく引っ張って逃げる馬や道中でマクって動きそうな馬は見当たりませんから、オーソドックスなレース展開になると考えてよいでしょう。
というわけで今回の推定ラップはこちら。
※2600mに換算したタイムを用いています
高指数レース
分析対象レースのうち、偏差SDの上位5位までをピックアップします。分析対象期間は2021年以降(当該期間に分析対象レースのないレッドサイオンのみ2020年以降)です。
<分析対象レース>
・出走馬が勝利した3勝クラスのレース
・出走馬が勝利or勝ち馬と0.3秒差以内に好走したOPクラス以上のレース
第1位
22目黒記念 (偏差SD=21.8) 東京芝2500m
4着ディアマンミノル(0.1差)、5着ラストドラフト(0.2差)、7着ダンディズム(0.3差)
第2位
21新潟記念 (偏差SD=27.2) 新潟芝2000m(外)
1着マイネルファンロン、6着プレシャスブルー(0.4差)、10着レッドサイオン(0.6差)
第3位
22佐渡S (偏差SD=27.2) 新潟芝2000m(外)
1着カントル
第4位
22六社S (偏差SD=28.4) 東京芝2400m
1着ブレークアップ
第5位
21大阪-ハンブルクC (偏差SD=32.1) 阪神芝2600m
2着ヒートオンビート(0.0差)
推奨馬
ラップ分析を踏まえた推奨馬3頭(◎→○→▲の順)と穴馬1頭(☆)を挙げたいと思います。今回は▲☆が同じ馬になりましたので、計3頭の推奨になります。
◎7ブレークアップ
昇級馬ですがこの馬を本命視したいと思います。2400~2500mでは1-2-2-0と完璧。スローからの末脚勝負に適性がある上に、この距離なら前目で競馬できることが好走につながっていると思います。
今回は確固たる逃げ馬がいないメンバー構成です。逃げる競馬でも結果を残している馬ですが、番手に控える競馬が理想だと思います。キングオブドラゴンかアフリカンゴールドを行かせてうまく番手が取れれば、かなり期待できるのではないかと思います。
前走休み明けを叩かれての2走目。まだ4歳馬なので上積みにも期待できます。鞍上は乗り替わりになりますが、田辺Jは今シーズン先行する競馬で結果を残しています。期待したいですね!
○16ヒートオンビート
キャリア21戦で4-8-3-6、掲示板を外したことが2度しかない堅実な馬です。特に左周りの2200m以上であれば1-1-1-0と複勝率100%になります。
やや外目の枠に入ってしまいましたが、スタート後の直線が長いコースですから無理なく先団に付けられるのではないかと思います。昨年の目黒記念で2着しているようにスローからの末脚勝負に強いタイプです。今回はそういう展開になると思っています。
究極の末脚勝負になると最終的には位置取りの差で決まりそうなので、中団より前で競馬できるそうなこの馬から狙ってみたいですね。ただし、勝ち切れないタイプなので頭まではどうか・・・というところです。
▲☆9ディアマンミノル
指数1位となった今年の目黒記念で0.1秒差の4着です。同コースでの実績がある点は信頼できますね。求められる適性の近い阪神2600mの大阪―ハンブルクCで勝利実績があるのも推せる材料です(指数8位)。
常に後方の位置取りになる代わりに堅実な差し脚が使える馬です。自分の競馬をして、あとは差し届くかどうか。道中のペースはそこまで早くならなそうなメンバー構成ですが、早めにペースアップして前がきつい展開になれば差し届いてもおかしくありません。荻野J、頑張ってほしいですね!
まとめ
今回はアルゼンチン共和国杯のラップ分析をお届けしました。東京2500mは新潟2000mや阪神2600mと求められる適性が近いです。今回印を回さなかった馬ではカントルが気になりますね。この馬も末脚特化型なので届くかどうか展開次第です。スローからの末脚勝負になると紛れが多くなります。三連系の馬券はヒモを広めに流したほうがよさそうですね。
人気が予想されるテーオーロイヤルとキラーアビリティは、実力上位であることは間違いありませんが、ラップ面からは推せる材料がありませんでした。適性の高い馬がこの2頭に先着できるかどうか、レースを楽しみに見たいと思います!
そねみの最終的な印と買い目はTwitterで公開しています。
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