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【2022レパードS予想】そねみのラップタイム分析【無料】

こんにちは、そねみです。
今回はレパードSのラップタイム分析をしていきたいと思います。

そねみのラップ分析では偏差SDという指数を用いて今回の推定ラップに近い過去のレースを高指数レースとしてピックアップし、そのレースで好走した馬を注目馬として推奨しています。

今回は簡易版でお届けします。
普段はできるだけ詳しく予想のプロセスを書くようにしていますので、よろしければ過去の記事も併せてご覧ください!


出走予定馬

  1. ヘラルドバローズ

  2. タイセイドレフォン

  3. メイショウユズルハ

  4. インディゴブラック

  5. レッドラパルマ

  6. ビヨンドザファザー

  7. バレルゾーン

  8. トウセツ

  9. ハピ

  10. ホウオウルーレット

  11. ギャラクシーナイト

  12. シダー

  13. ラブパイロー

  14. ライラボンド

  15. カフジオクタゴン

※枠順に記載


コース解説

JRA公式HPより


レパードSは新潟ダート1800mで行われます。
新潟というと直線が長いというイメージがあると思いますが、ダートコースは内回りコースの内側に設定されているので、思ったよりも直線は長くないです。

またコーナーがきつく、初角及び3角突入時(3F目/7F目)にはラップが落ちる傾向にあり、したがって逃げ先行馬が息を入れやすいペースになります。
当日の馬場にもよりますが基本的には4角先団の馬が圧倒的に有利です。


ラップ傾向

過去10年のレースラップは以下の通り。

スタートから初角突入まで約400mあるので、2F目のペースが速くなります。逃げたい馬が多いとこの部分での先行争いが激しくなります。外枠の先行馬はうまく内に入れていかないと終始外を回す不利につながってしまうため、ある程度主張してくる馬も多くなることが多いです。

どの年も比較的似たラップ傾向にありますが、クラスター分析の結果2014年と2019年がそれぞれ他の年と異なるラップ傾向にあるという結果になりました。


推定ラップ

この点を踏まえ、今回は上記の2年間を除いた8年間の平均ラップを推定ラップとします。

12.5 - 11.1 - 12.3 - 12.9 - 12.5 - 12.5 - 12.7 - 12.2 - 12.6
1:51.3 (35.9-37.5/61.3-62.5)

この推定ラップを軸に、出走馬の過去の好走レースの中から注目レースをピックアップしていきます。


高指数レース

分析対象レースのうち、偏差SDの上位5位までをピックアップします。

<分析対象レース>
・出走馬が勝利した1勝クラス以上のレース
・出走馬が勝ち馬と0.4秒差以内に好走した2勝クラス以上のレース


第1位

3歳以上1勝クラス (偏差SD=20.8) 阪神ダート1400m
1着ライラボンド


第2位

3歳以上1勝クラス (偏差SD=23.3) 福島ダート1700m
1着レッドラパルマ


第3位

2022年わらび賞 (偏差SD=23.7) 新潟ダート1800m
1着メイショウユズルハ


第4位

2022年青龍S (偏差SD=25.9) 東京ダート1600m
2着ホウオウルーレット(0.1秒差)


第5位

2022年ジャパンダートダービー (偏差SD=26.4) 大井ダート2000m
4着ハピ(0.3秒差)


推奨馬

ラップ分析を踏まえた推奨馬3頭(◎→○→▲の順)と穴馬1頭(☆)を挙げたいと思います。

◎10ホウオウルーレット
キャリア5戦で3-1-0-1、馬券外に敗れた1回も5着と掲示板を外していない安定感があります。1600m戦ではありますが、推定ラップよりも全体的に速いラップで好走できている点を評価しました。
近2走は控える競馬をしていますが、元々は逃げるくらい積極的な競馬をできていた馬です。今回は他に先行馬が多くいるため1列後ろの位置取りになるのではないかと思いますが、そうすると自在に動ける外目の枠が取れたことはプラスになると思います。テン乗りですが鞍上に福永Jを配してきました。ここへの勝負度合いは高いのではないかと思います。
上がり勝負になっても対応できるだけの末脚を持っています。ペース読みの名手が鞍上ですから、完璧な位置取りから直線で早い上がりを使って好走してくれるでしょう。
血統的にパサパサのダートよりは少し足抜きの良い馬場のほうが力を発揮できると思います。その点だけが不安材料ですが、疑ってかかるほどではないでしょう。


○3メイショウユズルハ
安定して前目で運べる
点を評価しました。前走は同コースのわらび賞(1勝クラス)で後続に0.4秒差をつけて勝利しています。勝ち味に遅く1勝クラス突破に5戦を要しましたが、その5走全てが3着以内と安定して走れています。
今回好枠が取れたのはプラスですね。追って切れるタイプではないのでこの馬はパサパサのダートのほうが向くと思います。今回は前に行く馬は多いですが絶対に逃げたい馬というのはさほど多くないので、案外すんなり隊列が決まってペースが落ち着く可能性もあります。そうすると内前で運べるこの馬に展開利が期待できますね。
前走から岩田康誠Jに乗り替わり、今回継続騎乗になります。先行して粘りこむ競馬を得意とする馬ですから、剛腕タイプの岩田Jとは手が合うと思います。直線で早め先頭からの粘り足に期待したいです!


▲9ハピ
デビューから3連勝で臨んだ前走のJDDは4着に敗れましたが、キャリア全てで上がり最速の末脚を使っている馬です。この馬に関しては差し追込馬に展開が向くかどうか、言い換えれば位置取り難をカバーできるだけの末脚を使えるかどうかがカギになります。
先述したように4角で先団につけていることが好走必須条件ですから、そこまでに位置取りを上げられているかどうかがポイントです。縦長の馬群をうまく押し上げられれば良いですが、ペースが落ち着いて4角が団子状態になると外回しのロスが大きくなってしまいます。
自分でレースを作れるタイプではないのでどうしても展開待ちになってしまいますが、ハマったときにはものすごい強い勝ち方をする馬です。これまでの実績ではこの馬がNo.1でしょうから、展開が向けばここでも勝ち負けを期待できると思います。


☆14ライラボンド
指数1位レースの出身馬ですが、ここまでダート戦のキャリアは全て1400m以下。久しぶりの距離延長となります。未勝利勝ちに6戦、1勝クラス突破に8戦を要し、今回が15戦目。かなりキャリアの多いタイプです。
距離延長に加えて外枠、かつ他に積極的に行く馬が多いですから、控えて末脚を使う競馬になるのではないかと思います。芝ではもともと2000mのレースに出走するくらいスタミナのある馬です。展開がはまったときの一発に期待してみたいと思います。


まとめ

今回はレパードSのラップ分析をお届けしました。
新潟ダート1800mは印象よりも前有利です。その点を踏まえて予想を組み立てていきたいと思います。

そねみの最終的な印と買い目はTwitterで公開します。
またTwitterでは予想した重賞レースの実際のラップを可視化して回顧を行っています。よかったらフォローお願いします!



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