Python流！🐍プログラミングスタイル対決！😎 チャレンジャー派 vs 慎重派 〜あなたはどっち？〜

こんにちは！エンジニアのそねっちです！🎸

今日は、プログラミングの世界でよく見かける「2つの生き方」について、お話ししたいと思います。実は、これって普段の生活にもすごく当てはまるんです！

難しく言うと、両者は「EAFP」、「LBYL」と英語の略語で言われたりしますが、覚えにくいので僕は「チャレンジャー派」と「慎重派」と呼んでいます！

EAFPって何？🤔

EAFP (Easier to Ask for Forgiveness than Permission) は、直訳すると「許可を求めるより謝罪する方が簡単」という意味です。なんだかヤンチャな感じがしますよね（笑）

簡単に言うと、「エラーが起きるかも？まぁやってみよう！エラーが出たら対処すればいいじゃん！」というスタイルです。

慎重に確認派 (LBYL)👀

これに対して「Look Before You Leap」は、直訳すると「飛び込む前によく見る」という意味です。
「転ばぬ先の杖🪄」をモットーに、実行前に必ずチェックを入れます👀
お母さんの教えそうな、慎重派の考え方です。

🎯 身近な場面で見る「チャレンジャー派 vs 慎重派」

実はこの違い、私たちの身近なところでもバッチリ見られるんです！具体的に見てみると...

例えば、こんな場面... 
🍻 飲み会の幹事になったとき
・チャレンジャー派：「とりあえず、人気店を予約しちゃおう！人数は後で調整すれば何とかなるでしょ！」
・慎重派：「まずはLINEで参加可能人数を確認して、予算アンケートを取って、候補店をリストアップして...」

🎮 新しいゲームを始めるとき
・チャレンジャー派：「チュートリアル？飛ばしちゃお！実践で覚えるのが一番早いよね！」
・慎重派：「まずは操作方法をじっくり確認して、攻略サイトも読んでから...」

🏃 運動を始めるとき
・チャレンジャー派：「よし、明日からジム通い始めよう！まずは入会しちゃお！」
・慎重派：「体力測定してから、近所のジムを全部比較して、無料体験を受けてから...」

🍳 新しいレシピに挑戦するとき
・チャレンジャー派：「なんとなく作り方わかったし、アレンジも加えながら作ってみよう！」
・慎重派：「レシピを3回読んで、分量を計って、手順を確認してから...」

📱 新しいアプリの使い方
・チャレンジャー派：「とりあえずポチポチ触ってみれば使い方なんて分かるでしょ！」
・慎重派：「まずはヘルプを読んで、基本機能を理解してから使い始めよう...」

✈️ 旅行の計画
 ・チャレンジャー派：「まずは航空券取っちゃお！現地のことは着いてから考えよう！」
・慎重派：「まずは天気予報チェックして、現地の治安調べて、口コミサイトも見て...」

プログラミングの2大スタイル、コード対決！🥊

そろそろコードを見たくなってきました？😉
それでは、両者のコードを見比べてみましょう。

辞書を扱うとき 📚

では早速、慎重派のコードを見てみましょう！
想像してください...みんなが持っているスマホの電話帳📱のような「辞書」というデータを扱うとき...

# 例えば、こんな感じの住所録データがあるとします：
# おっと、電話番号や年齢というキーがないですね！
# でも大丈夫、慎重派プログラマーならそんなことも想定済み...😌

user_data = {
    "name": "そねっち",     # お名前はちゃんとある！
    "address": "note町1丁目", # 住所もバッチリ！
    "job": "エンジニア",     # お仕事も登録済み
    "hobby": "音楽"          # 趣味まで書いてある素晴らしい！
}

🐢 超慎重派プログラマーの場合

# 🐢 超慎重派プログラマーの場合
# （もはやお母さんレベルの心配性！）

if user_data is not None:  # まず住所録データ自体があるよね？もしかして消えてる？
    if isinstance(user_data, dict):  # ホントに住所録形式？なんか違う形式になってない？
        if len(user_data) > 0:  # 空っぽじゃないよね？全部消えてない？
            if "phone" in user_data:  # 電話番号はある？一応確認！
                if user_data["phone"] is not None:  # 電話番号が「なし」じゃない？
                    if isinstance(user_data["phone"], str):  # ちゃんと文字列型？数字だけじゃない？
                        if len(user_data["phone"]) > 0:  # 空文字じゃない？
                            phone = user_data["phone"]  # やっと！電話番号をget！
                        else:
                            phone = None  # 空文字はダメ！
                    else:
                        phone = None  # 文字列じゃない！
                else:
                    phone = None  # 「なし」だった...
            else:
                phone = None  # やっぱり電話番号キーがない！予想通り！
        else:
            phone = None  # 完全に空っぽ...
    else:
        phone = None  # 住所録形式じゃない！
else:
    phone = None  # そもそもデータが存在しない！

ね？😅 慎重派プログラマーって、まるでお母さんみたい！
「傘持った？お弁当は？お金は？携帯の充電は？」って確認する感じで、 とにかく何重にも確認をしちゃうんです。

でも、実はこれ、プログラミングの世界では「防衛的プログラミング」って呼ばれていて、 決して悪いことじゃないんです。ただ...ちょっと心配しすぎかも？🤔

この後、もっとクールでスマートな「挑戦派」のやり方を紹介させてください！

🚀チャレンジャー派

さて、お次はチャレンジャー派の登場です！
慎重派とは真逆の「まずはやってみよう！」精神の持ち主です 🏃‍♂️💨

# チャレンジャースタイル
# 慎重派「そんな無謀な...確認が足りないよ！」
# チャレンジャー「うるせぇ、とりあえずトライ！」

try:
    phone = user_data["phone"]  # 電話番号取得！いけいけ！
except Exception:  # エラーが出たら...その時考えよう！
    phone = None  # はい、諦め。次行きましょ。

EAFPスタイルのほうがスッキリしていますね！
もう1つ例を見てみましょう。

ファイルを読むとき 📂

プログラミングの世界で「ファイルを開く」というのは、 まるでお気に入りの本を図書館で探すようなもの！📚

でも、ここでも慎重派とチャレンジャー派で大きな違いが...！

🐢 超心配性のファイルアクセスコード（もはやファイル恐怖症）

# 🐢 超心配性のファイルアクセスコード（もはやファイル恐怖症）

if file_path is not None:  # まずパスがNoneじゃないよね？不安...
    if isinstance(file_path, str):  # 文字列だよね？心配だなぁ
        if len(file_path) > 0:  # 空文字じゃないよね？
            if os.path.exists(file_path):  # ファイルは存在する？ドキドキ...
                if os.path.isfile(file_path):  # ホントにファイル？ディレクトリじゃない？
                    if os.access(file_path, os.R_OK):  # 読み取り権限ある？不安だよ...
                        if os.path.getsize(file_path) > 0:  # 空のファイルじゃない？
                            with open(file_path, 'r', encoding='utf-8') as file:  # やっとopen！
                                if file.readable():  # 本当に読めるの？心配...
                                    content = file.read()  # やっと読めた...（でも中身は大丈夫かな？）
                        else:
                            print("サイズが0！こわい...")
                    else:
                        print("権限がない！どうしよう...")
                else:
                    print("ファイルじゃない！ディレクトリかも...怖い...")
            else:
                print("存在しない！不安で胃が痛い...")
        else:
            print("パスが空文字！心配性で良かった...")
    else:
        print("文字列じゃない！やっぱりチェックして正解...")
else:
    print("パスがNone！確認大事...")

慎重派は図書館に行く前から心配が止まらない！

...まるで図書館に行く前に：
・図書館開いてるよね？
・図書館カードは持ってる？
・開館時間は確認した？
・その本まだ貸し出し中じゃない？
・図書館自体まだ存在してる？
・本棚は倒れてない？
・虫に食われてない？
って100個くらい心配するタイプ！😅

🚀 チャレンジャー派のファイルアクセスコード

チャレンジャー派の場合 「本を読みたいなら図書館行けばいいじゃん！🏃」

# 対照的なチャレンジャー派バージョン
try:  # ファイル読むよ！いけいけ！
    with open(file_path) as f:  # とりあえず開いてみよう
        content = f.read()  # エラーが出たら...その時考えよう！
except Exception:
    raise Exception("ファイル読めなかったよ。後は任せた！😉")

EAFPスタイルのほうがスッキリしていますね！

結局どっちが良いの？🤔

結局どっちがいいの？
一長一短あるけど、EAFPのほうが、Python風とされているんです。標準ライブラリや色々なところでこの書き方が見られるよ。
(参照: https://docs.python.org/3/glossary.html#term-EAFP)

ちなみに、僕は「チャレンジャー派」が大好きです！ だって考えてみて？

慎重派の場合：
・心配事を10個確認 ➡️ 全部OKでもファイルが読めるとは限らない
・さらに新しい心配が出てくる ➡️ 「ファイルの中身がバイナリだったら？」「途中で破損してたら？」
・確認項目が増えすぎて大変！😱

実際起こりうるハプニングを全部想定するのって難しいよね！

チャレンジャー派の場合：
・とりあえずやってみる ➡️ 上手くいったらラッキー！
・ダメだったら対応する ➡️ エラーメッセージで原因も分かる！
・コードもスッキリ！😊

👑 チャレンジャー派のいいところ

- コードがスッキリ！読みやすい！
- 書くのが楽チン！考えることが少ない！
- 予期せぬエラーにも対応できる！
- Pythonの思想に合ってる！（Python風！）
- 開発スピードが速い！

でも、時には慎重派で行くほうが良いときもあるよ！
エラーが起こることが頻繁な場合や、そのエラーがよく起こることを知っている場合は慎重派のほうがパフォーマンスが良いこともあるんだ。

👍 慎重派のメリット（適切に使った場合）
- 意図しない動作を防げる！（セキュリティ面で◎）
- 処理の流れが分かりやすい！（適度なif文なら）
- 重要な前提条件を明示できる

でもほとんどの場合、辞書のキーにアクセスするような場合は、正常なデータがあることが普通だからいきなりアクセスしても良いんだ。

例えば電話帳の場合を考えてみて
友達の電話番号を調べるときに、そこに電話番号があることが普通だと思って電話帳を開くよね？
つまり、上手くいくことの方がほとんどだし、普通なんだ。

日常生活でもやってみたら案外上手くいくことの方が普通なんじゃないってこと！

※注: ここに書いたコードはあくまで考え方を書いてるから、正確じゃない部分もあるよ。
もっと普通はこう書くよみたいなことはプログラミングが大好きな他のお兄さんに聞いてみてね😉

まとめ 🎸

EAFPは、Pythonらしい、モダンなコーディングスタイルです。僕も最初は慣れないと感じましたが、今では大好きなスタイルの1つです！

みなさんも、ぜひPythonらしいコードを書くために、EAFPスタイルを取り入れてみてください！

それでは、また次回！Happy Coding! ✨