#37 ドナー検査Part4
今日も追加検査で、始発新幹線乗って病院に向かってます。
前回書きそびれていた最後のドナー検査について書きながら向かいます。
これまで何度も愛知に通い、交通費、時間、検査費を大量につぎ込んできたドナー検査も大詰めである。
基礎検査(血液検査、肝臓造影CTで脂肪肝や肝臓サイズのチェック)
精密検査(癌がないか血液検査、婦人科検査、全身麻酔に呼吸器/循環器系の問題がないか心電図、胆管奇形などないか造影CTでの解剖学的チェック、肝臓代謝機能確認のICG)
関連検査(心電図疑陽性に対する循環器の追加検査、精神科による自発的意思の確認)
やっと最後の「麻酔科との面談」だ。
最初に20分程度のオリエンテーション動画を見て、その後ナースさんから注意事項に関する面談(禁酒禁煙、栄養に関する生活指導)と、歯科衛生士さんのチェック(麻酔後、呼吸器挿管の際に歯が弱いと折れることがあるので弱い歯がないかチェック)と、麻酔科の先生面談。
麻酔科の先生に呼ばれ、これまでの麻酔経験と、その際にアレルギーや気持ち悪くなったことなどがないかの確認。
それから禁酒禁煙生活指導再確認。
一応タバコも酒も辞めているし、体重も産後の授乳で減少しコレステロール値なんかもめちゃくちゃ良好なので特に何を指摘されるわけでもなく同意書にサインしてフィニッシュ。
歯科衛生士面談が前後したため、麻酔科の部屋を出て待合室で待機していると、次の患者さんと先生が話す声が聞こえる。
「あなたね…タバコ辞められる約束はできないって、それじゃあ手術できないわよ?いいの?」
「意地悪で言ってるわけじゃないの、タバコ吸っていると合併症のリスクが高くなるのよ」
「泣かなくていいのよ、わかってくれればいいの」
どんな人が出てくるのかわくわくするような会話内容に心がわいたが、歯科衛生士さんに呼ばれてしまった。残念。
歯のチェックも問題なく、今回は午前中だけで検査全て終了。
一応外科外来にも寄るように言われていた為、主治医の先生と面談。
「これで一旦すべての検査は終了ですね。あとは院内委員会の承認と日程調整だけ。おつかれさまでした!」
お会計も最初2回がそれぞれ10万近くかかったおかげで感覚が完全に麻痺し、ここ2日間の請求額は数万円と数千円ということでとっても良い気分。
さて、後は手術が決まるまでは介護もないしバリバリ仕事して入院期間の「お仕事貯金」するぞー!
と思った。のが、前回なのに。
その次の週に電話がかかってきて、追加検査になり。たった一本血液出すためにまた愛知に向かっているのです。
まぁ、午後から京都でアポイントがあるので、ついでなんだけど。早くいかないと京都に間に合わないから、大急ぎ。
今日も行ってきまーす!
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